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 朝起きたら登校時間の一時間前でまだ余裕で寝れるから二度寝をして、再び起きれば遅刻ギリギリ
 一時間目の授業は特に得意でもなければ不得意というわけでもない教科だったので二時間目から登校しようと体を起き上がらせる

「……ねむい」

 重たい目蓋と戦いながら洗面所まで行き給湯器のスイッチを押す、朝から真水で顔を洗いたくない
 朝ごはんは要らないのでお湯になるまでの間に歯磨きを済ませておくことにしよう、歯ブラシに歯磨き粉を搾り出して口の中に突っ込む、ああ、寝ている間に繁殖した菌が死んでいく快感
 ふと洗面台の鏡を覗けば不細工な顔が映っていた、寝起きと眠たさのせいで不細工に拍車がかかっている

 父親は単身赴任で母親も一緒に行っているので私は中学生なのにも関らず一人暮らしを余儀なくされている
 祖母の家にお世話になる話も出てきていたが生憎あの家には叔母夫婦が住んでいて何かと大変だから断った、それになにより学校から遠いし転校する気なんてさらさら無かった
 毎月仕送りをしてくれているから生活費には困らない、家事も母親仕込みで一通りこなせるから衣食住には苦労をしていない

 おっと、そんなことを語っているうちにお湯が沸いたようだ、口の中をすすいで、そのまま顔も洗えば頭の中がすっきりする、やっと起きたって感じだ
 それからテレビをつけて今日の天気を確認する、今日は一日中晴れだそうだ、まあ運動部でもなければ何の部活にも入っていない私にとって天気なんて関係ないが
 寝巻きを脱ぎ捨て壁にかけてある制服に腕を通す、正直ここの制服はあまり好きではない、どちらかといえば氷帝とか不動峰のような制服の方が好きだ、ワンピース型は寸胴に見える気がするからなんか苦手

 私の家から学校までは徒歩五分弱、時計を見ればあと二十分で二時間目が始まる、そろそろ家を出ようかとカバンを肩に掛け、しっかりと戸締りをして家を出た



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