こんなの絶対おかしいよ
「俺はエビドリアと紅茶で」
「私はアイスティーとカルボナーラ、名前は?」
「お……、私はオムライスとオレンジジュース」
案内された席に座りそれぞれのメニューを注文すれば店員さんがメニューを繰り返して下がっていった
お昼より少しずれた時間だからか客はあまりいなくて、それを良いことに先ほどまで両手を膝の上に置いておしとやかにしていた晴矢は両腕をソファータイプの長椅子の背もたれに乗せ、あからさまに態度を変えた
「ふいー、疲れたー」
「……名前、足開くな」
「へいへい」
「口調も戻ってるぞ」
さらに足を開いた晴矢を私と風介が咎めると渋々といった風に足を閉じた、ちなみに私と晴矢が隣に座って正面に風介とエコバック
各々が頼んだメニューが出てくるまでの間に午後の予定を二人に話す、とりあえずトイレットペーパーとお米を買いたい、あとドラッグストアに行く
簡潔に伝えると晴矢からは生返事、風介からはアイス、と返ってきて、私が溜め息を漏らしたところで頼んだものが運ばれてくる
午後からもスムーズに買い物を済ませ、お米はドラッグストアの後ということになり現在我々はドラッグストアに来ている
何買うの、と頑張って私になりきっている晴矢に私は重々しく口を開いた
「名前にミッションを言い渡す」
「な、なに……?」
「生理用品買ってこい」
「はああっ!?」
「どれ買うかは紙に書いといたから」
「ありえねぇよ!」
「口調が戻ってる」
「そんなん知るか!」
顔を真っ赤にして嫌々と首を振る晴矢の肩に手を置いて、行ってこい、と有無をいわせぬ笑顔を向ければ晴矢は目尻に涙を溜める
それからしばらく黙った後ゆっくりと頷いた、晴矢は可愛いなぁ、見た目は私だけど
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