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次の日、早くに目が覚めたので名前には悪いけど先に学校に行こうと思って家を出たらいつもの分かれ道で名前とばったり出会った
「あれ、士郎早いね」
「そういう名前こそ、おじさんたちのご飯は?」
「今日はお義母さんが作ってくれるって、だから早めに学校に行こうかなって」
「僕もだよ」
それから二人で学校へ行くとゲレンデのほうから人の声がした
染岡くんと風丸くん、それにキャプテンの三人がスノボーをしている、染岡くんやっとスノボーをしてくれたんだね
それから三人のスノボーはいつの間にか雪合戦へと変わっていて、その姿が昔の僕とアツヤと名前に重なって見えた
スノボーをして、それがいつの間にか雪合戦に変わっていて、服が濡れてしまうまで雪玉を投げ合っていたよね
それで家に帰ったら名前のおばさんや母さんに怒られて、次の日には風邪なんか引いちゃって
「昔、アツヤと三人で雪合戦したよね……」
「うん、懐かしいね」
僕らの間に沈黙が襲う、僕も名前も木の陰で視線を落としたまま何もしゃべらない
もう二度と三人で雪合戦をする日はこないんだ、当たり前の事実が僕らの肩を重くした
「……戻りましょ、このままいても風邪引いちゃう」
「うん、そうだね」
朝食を終え、午後からもみんなでスノボーをすることになった、みんな早くなってきてる、このまま行けばもっと早くなれるよ
スノボーの効果はサッカーにも良い影響を与えていて、みんなスピードが上がっている
みんなの成長振りに鼻を高くしていたら不意に染岡くんが僕の元へやってきた
「吹雪、俺と勝負しようぜ」
「勝負?」
「ああ、俺の特訓の成果をお前相手に試そうと思ってな」
「つまり、どっちが雷門のエースストライカーか決めようってことかな」
「そう思ってくれていいぜ」
センターから蹴り合って先にゴールを決めた方が勝ち、と分かりやすい勝負だ
激しい攻防の末僕はボールを取られてしまったのでアツヤに交代するため、マフラーを握る
「やるじゃねぇか! 正直舐めてたぜ、こうじゃなきゃ面白くねえ!」
染岡からボールを奪ったタイミングで迷い込んだであろうリスの姿が見えた、ちっ、即座に兄貴に戻る
意識がアツヤから戻った瞬間、隙が生まれたのか染岡くんにボールを取られてしまい、僕は尻餅をついてしまった
染岡くんはそのままゴールを決められてしまった
特訓の成果が出ているそれにみんなが集まって染岡くんに声を掛けている中、僕は先ほどのリスが無事かどうかを確かめる
木の上で仲間たちといっしょにいる姿を確認して胸をなでおろす、無事で良かった
「士郎お疲れ様、リス、無事で良かったね」
「気づいてたんだ?」
「うん、士郎もアツヤも優しいね」
名前に手を差し伸べられ立ち上がったところで空が黒く覆われていく
そして現れたエイリア学園のジェミニストーム、彼らがサッカーで学校を破壊している人たち……
「うそ、リュウ、ジ……?」
彼らのキャプテンを見た名前が言葉を漏らしたが僕には聞き取れなかったし聞き返すこともできなかった、つながれた名前の手がかすかに震えていた
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