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「またお前たちか」
そう言った彼、エイリア学園ジェミニストームのキャプテンのレーゼには見覚えがあった
いつも私の後をひよこのように着いてきていては太陽のような笑顔を向けてくれていた緑川リュウジ、その人だった
髪型が違えど私がリュウジを間違えるはずはない、何でリュウジが宇宙人と名乗っているのだろう、リュウジは宇宙人なんかじゃないのに
リュウジと円堂くんの会話なんてもう耳に届いていない、私はただ吃驚するしかなく、士郎が声を掛けてくれるまで動けなかった
「いいだろう……、地球にはこんな言葉がある、二度あることは三度ある、と!」
その言葉と共にボールをけりつけたリュウジ、ボールはそのまま円堂くんの両手に納まった
ああ、やっぱりリュウジだ、ことわざが好きなところは昔と変わっていないのね
もうリュウジは私のことなんて忘れてしまっているのだろうか、一度だけだが目が合ったはずなのにすぐに逸らされてしまった
「私たちの学校、壊されちゃうの?」
「大丈夫だよ、白恋中は僕と名前が守るから、ね、名前」
「え、あ、うん、私たちが守るよ」
リュウジのことを考えていたせいかみんなの言葉が頭に入ってこない、どうしたらいいのかわからない
瞳子さんの指示で私と士郎はDFへ、他のみんなも下げて、守備に徹するようだ
みんな瞳子さんの指示に不満があるらしいけれどきっと何かしらの意味があるはずだ、私はその指示に従おう
そうこうしている内にみんなで円陣を組んで手を重ね合わせていたので私もそれに自分の手を重ねた
「やるぞ、今度こそエイリア学園の侵略を終わらせるんだ!」
おー! みんなの声が重なって、もうすぐ試合が始まるのだと実感した、試合が始まってしまえば試合に集中しなくてはならない、両手で頬を叩いて気合を入れた
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