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 全てが落ち着いたときには士郎たちと別れたときから実に一週間が過ぎており、瞳子さんに連絡をすれば今は大阪に向かっているらしい
 私も明日大阪に向かうと返事をしたら飛行機を手配してくれた、なんとも迅速な対応だ、ありがとうございます

 その日夢を見た、懐かしい夢だった、私がまだお日さま園にいたころの夢

『名前! 今日テストで百点とったんだよ!』
『玲奈よく頑張ったね、偉い偉い』
『やった、名前にほめられた!』
『名前姉、俺は八十点!』
『リュウジも偉い偉い、次は百点目指して頑張るのよ』
『うん!』

 玲奈を始めとする私に懐いている子達が様々な点数が書かれた紙を私に見せてくれる

『晴矢と風介はテストどうだった?』
『私は百点だ、ほめていいぞ』
『うん、偉い偉い、で、晴矢は?』
『……にじゅうさんてん』
『よし、みんな冷凍庫にアイスあるから食べに行って、晴矢は私と勉強ね』
『俺もアイス食いてえ!』
『勉強の後でね』
『安心しろ、私がきさまの分まで食べてやる』
『風介てめえ!』

 楽しい夢だったのに起きたときには目尻が濡れていて、泣いていたんだと気付いた
 真実が知りたい、エイリア学園とお日さま園は何かしら関係している、これは確信
 それに瞳子さんのこともある、もう頭がぐちゃぐちゃで何を考えていいのかわからない、ゆっくり、一つひとつ解決していこう

 気持ちを切り替えるため冷たい水で顔を洗い荷物を持つ、流くんがくれた日傘も持って行こう、キャラバンの進行方向が段々南下していっている気がするし念のためにね
 見送ってくれた白恋のみんなにお礼を言って大阪行きの飛行機に乗り込んだ


 みんなと合流した私に伝えられたのは染岡くんの離脱と帝国でのこと、それとこれから私をFWとして起用するということだった
 前者の二つには胸を痛めたけれど白恋の時みたいにまた士郎とFWをやれると思うと嬉しかった、まったく自分は現金な女だ
 士郎により鬼道くんの隣から染岡くんのいた席に強制移動させられた、苦笑を浮かべる反面、喜々している自分がいる



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