「私が支払えるものならば何でも差し出します。だからお願い。どうかこの子を、弟を助けてください……!」
「個性的な人たちと触れ合い、誰かの助けになる診療所の仕事が好きなんだあ」
■基礎情報
種族:モココ
特性:せいでんき
性別:女
年齢:44歳
身長:147cm
性格:おとなしい
一人称:私
二人称:貴方
■背景
イフール地方出身の先祖をもつ遊牧民の生まれ。幼少から自然界で生きる術を身につける必要があったため、必然的に適応力とサバイバル能力が高くなった。弟の鬼灯は非常に病弱で少し歩き続けるだけで力尽き、無理をすればその日の晩に熱を出し倒れてしまう程。夢子にとって守らねばならない存在であり、歩けぬのであれば背負い、熱で倒れれば昼夜問わず看護をしとつきっきにで子守りをしていた。
仲間が原因不明の病を患っていく中、唯一倒れることがなかった。排他的な仲間たちは外部の助けを求めることもなく病死を受け入れていたが、鬼灯を失いたくない夢子は治療手段を探していた。しかし、金をもたぬ遊牧民を相手にしてくれる医師がなかなか見つからず、出会えたときには既に手遅れな状態。途方に暮れているとき、感染症で死にゆく遊牧民の噂を聞き、訪れた志寿に救われた。その時交わした契約を守るため、今は志寿診療所の職員として住み込みで働いている。
■特徴
鬼灯の病を完治し、僅かしかなかった余命を延ばす代わりに定期的な血液の提供をする契約を交わしている。志寿曰く、遊牧民の間に流行した病は強い感染力を持つ感染症であり、長い潜伏期間を経ても一切発症しなかった夢子の免疫力は異常なまでに高い。その血液は研究から製薬まで使い勝手が良いらしい。
1回の献血量が多く、血液成分の回復は遅い体質なため貧血状態になっていることが多い。また、志寿との交わした契約の反動により、成長が停止し、ポケモンとしての能力も著しく低下している。年を重ねても夢子の姿は志寿と出会った当時の少女の姿のまま、ポケモンの姿に戻ると体力の消耗が激しいため人間の姿でいることがほとんどだ。
■ポケモンバトル
技構成:でんじは・じゅうでん
なきごえ・たいあたり
志寿との契約の反動、献血による貧血によりとてもじゃないが技を出せる状態ではない。唯一使える電気技のでんじはも電気を長時間蓄えてからじゃないと出すことができない。この先、夢子がポケモンバトルをすることはないだろう。
遊牧民時代には狩りをするためにもそれなりに強かったらしい。当時覚えていた技もかみなりを中心とした強力なものばかり。弱体化をした夢子だが、本人は生きるために強くあろうとしただけであり、争いごとは好きじゃないからこれで良かったのだと話している。
■自宅関係
鬼灯『ずっと守り続けた愛しい弟』
「鬼灯くんと一緒に暮らせたら嬉しいけれど、それ以上にあの子が幸せそうに生きてくれる方が大切なの」
自分よりも弱く小さな存在として守っていた存在。病弱で1匹で出歩くことができず、あまり笑うこともなかった弟が少しでも楽しい思いができるようにと付きっ切りでお世話をしていた。自分の時間が欲しいと思うこともあったが、鬼灯の笑顔を見ればどうでもよくなった。
仲間たちと同じ病を患い倒れた鬼灯を助けるため、志寿が代償を支払えば助けるという言葉に対し、代償の内容を聞かずに頷いている。志寿が手を加えて以降、鬼灯は健康的な身体を得たため後悔はしていない。しかし、鬼灯は自分のせいで姉が犠牲になったのだと後悔しているようで顔を見るたびに苦しそうな顔をするので離れることにした。志寿の勧めで紅の森の主・美紅に預けて以来、鬼灯が望まない限りは自分からは会いに行かないようにしている。