市代 ─ しよ ─

「みんなね、ぱぱとままとおでかけするんだって。……しよたんのぱぱとままはどこにいるの?」
「このらんどせるね! くぅちゃんがかってくれたの! おべんきょうがんばってねって。しよたん、ちゃんとがっこうかよえなかったからうれしくって……あれ。なんでしよたんはかよえないんだっけ? みんなはいけるのに、どうしてしよたんだけ……」


■基礎情報
種族:プルリル
特性:のろわれボディ
性格:わんぱく
性別:女
年齢:6歳
身長:119cm

一人称:しよたん
二人称:おにぃたん、おねぇたん

■背景
 不妊治療を何年も続けた両親のもとにようやく授かったにも関わらず流産してしまい、悲しみから我が子を供養することすらできない母の未練により成仏することもできなかった水子の霊。自分の存在について理解するどころか、自我すら未完成な市代は母親の深い悲しみに同調し、力が増す一方であった。父親からの依頼を受け、除霊に参ったクバク曰く、「いつ母親を呪殺してもおかしくないほど強い力を有しております。今まで無事であったのは彼女と共にいるもう1人の子が繋ぎとめているからです」と。同じく水子の霊となった一市がいなければ手遅れであっただろう。
 本来ならばクバクに除霊されるはずであったが、彼女に手を差し伸べられたことで水子の霊からプルリルへと変化した。が、市代の記憶には水子の霊であったことは一切残っておらず。自分は他の子たちと同じように卵から生まれた生き物だと思い込んでいる。ときどき当時の記憶が浮上しそうになっているが、その度に一市に誤魔化されている。今は一市と共にクバクの手持ちとして星守神社でお手伝いをしている。

■特徴
 水子の霊として母親にとり憑いていた頃、無意識であるが母親より呪い殺そうとしていたためプルリルになった今も高い呪術の能力を有している。だが、市代にその自覚はない。どうやら水子の霊であったときの記憶を失ったと同時に能力が封じられたらしい。
 自分のことを卵から生まれた生き物だと思っている市代は自分がどうして他の子と同じように学校に行けないことを不満を抱いていた。しかし、記憶も朧気で呪術の能力を有している市代を1匹で善意も悪意もごった返す学校という社会に混ぜるわけにもいかず。形だけでもとクバクに買ってもらったランドセルが宝物。ランドセルに満足した市代は毎日それを背負っている。

■ポケモンバトル
技構成:たたりめ・みずでっぽう
    どくばり・あまごい

■自宅関係
一市『過保護なおにいたん』
「しよたん、もうこどもじゃないもん! かずにーたんのてをかりなくてもひとりでできるもん!」
 同じ母のお腹に宿り、共に流れた双子の兄。だが、水子の霊であった記憶がないため一市は年の離れたお兄ちゃんという認識でいる。一市があの頃の記憶を市代が思い出さないように画策していることを知らない。
 妹に甘く、過保護な一市は優しいお兄ちゃんである。一緒にいてくれないと夜は眠れない。大好き。でも、なんでも自分でやりたい盛りなので市代を甘やかして何でもやろうとすることに関しては不満を抱いているらしい。最近、その件で怒った市代は「かずにーたんのばか、きらい!」と言ってしまい、一市がショックのあまり涙を流したことが忘れられないので「嫌い」だけは言わないようにすると決めた妹心。

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