「……物言わぬ貝になりたい」
「男の子ってどうしてああも意地を張るのかしら。私は超能力者じゃないのだから、言ってくれないと手助けもできず心配事が増えるだけだわ」
■基礎情報
種族:ジュゴン
特性:うるおいボディ
性格:おとなしい
性別:女
年齢:27歳
身長:163cm
一人称:私
二人称:貴方
■背景
かつてこの世で最も美しいと語られる海は人間の文化が発達するにつれ、汚染されていった。海底が見えるほど澄んだ海は当時の姿が想像できないほど淀み、海に住んでいたポケモンたちが病に蝕まれるのは必然であった。救いを求めたポケモンたちは神に縋るため、巫女を作り上げた。選ばれたもちは神に操を立て、日々祈りを捧げていた。その祈りが通じたのかはたまたただの気まぐれなのか。その海はスイクンこと清水によって清められ、人の手が届かぬようルギアこと海姫の力によって守られることとなった。
巫女としての役目を果たしたもちは海を救いし神々への供物として捧げられたのだが、海姫は「女子の供物など持て余すわ」というため、清水に仕えることとなった。そして、清水も従者などいなくても生活ができると首を横に振った。ところが清水は自己を過大評価しているだけで全くといっていいほど生活能力が備わっていなかったという。日頃は人の子に紛れて陸地で暮らしているというのを聞き。このまま1匹にしてはいけないと世話を焼くようになった。そのせいか、今では清水の母親的存在として周囲から認識されている。
■特徴
海の巫女として培われてきた知識は清水に仕えるようになってからも活用される機会は多い。なぜならば人々に神と信仰されている伝説のポケモンたちが神という自覚を抱いておらず、好き勝手していることが多いからだ。それぞれに眷属や従者がいるはずなのだ、口を揃えて「神様って人の子が勝手に言ってるだけで、あの方たちはポケモンに変わりないからね」とのこと。信仰を集めている時点で神格化するものだというのになんていうこと! と、小さな悲鳴をあげて奔走している。
巫女としての仕事がないときは清水が思い立って開いた和雑貨店『折り鶴』の店員として働いている。客足は少ないため、暇な日は和風アクセサリーを作っている。最初はただの暇潰しにしていたことだが、今は趣味となり凝ったものも作って商品として並べている。
■ポケモンバトル
技構成:しおみず・ダイビング
とっしん・オーロラビーム
持ち物:しんぴのしずく
■自宅関係
きなこ『憐憫から始まった片思い』
「私を利用してくれてかまいません。だから、私を貴方のお傍にいさせてください」
時々お店に訪れてくるお客様。切ない表情を浮かべて女性用のアクセサリーを見つめていることが印象的。贈り物もできない想い人でもいるのかしらと思いながら関わる機会はなかった。彼の表情の理由を気付いたのは清水のお使いにて茶屋『こんぺいとう』に訪れたときのこと。どうやら彼はトレーナーに恋をしているらしい。
叶わぬ恋心を大切に抱え、手段を選ばず尽くす姿に闇が見え隠れしており、放っておけず声をかけてしまった。地雷を踏んだもちはきなこに攻撃的な言葉を投げつけられるが、その姿すら痛々しくて傍にいるようになった。偽善者と冷たい目を向けられるが、気にしない。最初はきなこの言う通り同情によるものだったのだが、今は間違いなく彼に惹かれているのだ。