「誓いの言葉。病めるときも、健やかなるときも」
「研いだ牙は隠すもの。まあ、隠そうとしなくても周りは勝手に決めつけるんだけどね。こんな幼子は脅威になるわけがないって」
■基礎情報
種族:ニドラン♂
特性:どくのトゲ
性格:わんぱく
性別:男
年齢:12歳
身長:158cm
一人称:紅
二人称:きみ
■背景
紅は生まれたときからずっと誰かを探していた。それが誰だか分からない。なんとなくだけれど、探し人は複数人いる気がする。分からないけれど、どうしても会いたい愛しい人たち。居ても立っても居られず、紅は顔も声も知らぬ人たちを探すために森を飛び出した。人探しの途中に出会った女子高校生の装いをした占い師に「あなたは面白い縁をもっているのね。魂の繋がりと言えばいいのかな」と。よく分からないお告げをされた。その言葉を理解したのは半年後に巡って来た路地裏での出会い。風邪を重症化させ瀕死寸前で倒れている藍を見つけたとき、全身に電流が駆け巡った。紅の魂が求めている運命の人だと訴えた。男女が落ちるラブロマンスのようなものではなく、片時も離れがたい存在として。もしここにあの日の占い師がいたらぴたりと当ててたことだろう。前世は強い結びつきのあった双子の魂を有していると。なんて信じがたく、ロマンのあるお話だろうか!
藍と出会った紅の直感が訴えた。この路地裏にいれば、他の探し人と出会えると。だから不便の多い路地裏に残ることにした。そして2匹の男を連れた少女が紅と藍を迎えに来た。茉里と名乗る少女の声を懐かしく思い、抱き締められて察する。この人たちが求めている存在であったと。泣き疲れて眠る藍をおぶさり、連れてこられたのは極道『望月組』の屋敷。自分がそこにいることに違和感覚えることなく、すぐに居場所を作った。今や古株のような顔をして茉里の隣にいるくらい図太く振る舞い、茉里の部下に相応しくとめきめき実力を身に着けている。将来有望株だ。
■特徴
聴覚が発達したニドランの耳を頭部にはやしている。遠くの音も、人の耳で捉えることのできない超音波も聞き取れる。優れ過ぎた聴覚は日常生活に支障をきたすため、能力抑制剤を内服している。能力抑制剤の効果により、普段はニドランの耳ではなく人の耳をしている。しかし、まだ子どもの身体なので効果の薄いものを内服しているため、驚いたり怒ったりと感情が高ぶった拍子にニドランの耳がはえてくる。
周囲からは茉里にべったりと甘えるショタだと思われ、温かい目で見守られている。だが、実際は仕掛けてこようとする敵の油断を招く囮としての役割を担っている。情報は掴んでいるのに肝心の敵が姿を現さなくて捕らえられない。そういうときに茉里と紅と藍という見るから無防備そうな組み合わせで餌を撒く。姿を現した敵を正面から討ち取るということを続けていたら正式に側近として任命された。
■ポケモンバトル
技構成:ふいうち・つのドリル
とっしん・どくづき
持ち物:かわらずのいし
小さな身体で大きな敵を仕留めるためには一撃必殺が必要である。そして、なんと恵まれているのだろう。生まれたときからつのドリルという技を覚えているではないか。加えて、ふいうちまで! これは天啓と言ってもよいのではないか。油断した相手の不意を突いて、一撃必殺で仕留めろと。この力をより効果的に発揮するべく、機動力を底上げした。そしていくら不意をつけたとしても、その一発が弱ければ大した時間稼ぎにもならない。より的確に狙えるように解剖学を通して各種族の急所を学んだ。
こうして着実に経験値を積んだたのだが、進化をして成長したら油断を誘うことができなくなるのでかわらずのいしを肌身離さず持っている。子どもの身体のせいで筋力とかは鍛えられず、力でねじ伏せられたら勝てないのは承知の上。そのときは藍が毒針で仕留めてくれるので欠点とはあまり思っていない。
■自宅関係
藍『魂で繋がる愛しい人』
「病めるときも、健やかなるときも、富めるときも、貧しきときも。紅はずっと藍の傍にいるよ」
生まれたときからずっと何かが欠けている気がした。両親も同胞も優しくて恵まれているはずなのに満たされない。誰かが足りない。それが辛くて名も声も知らぬ相手を求め、見つけるために探していた。そうして出会った藍は欠けた穴をぴったりと埋めてくれた。なくてはならないピースのような存在であった。血の繋がった家族に不満があったわけではない。良くしてくれていた。けれど何故だろう。血の繋がっていない藍の方が家族として、兄妹としてしっくりくるのだ。この子だけはなんとしてでも手放してはいけないと本能が告げている。けれど、共依存をしたいわけではない。どうしたら理想的な関係を築けるのだろうかと出会ってからずっと頭を悩ませていた。
望月組の屋敷で暮らし、茉里を始めとした組員と関わるようになってからはその悩みも解消される。紅は藍の盾として、藍は紅の剣として。幼い身体で隠れた武器でお互いを補いながら茉里を守る。誰よりも信頼できて、背中を預けられるパートナーとなった。ただ、路地裏にいた頃と比べれば丈夫となった藍だけれど、少し無理しただけで体調を崩してしまうので悩み事は尽きない。