初陽 ─ はつはる ─

「幸福は善き行いを心掛け、感謝する者のもとに届くのですよ」
「私の傍にいても利益はないのよ。だから切り捨てた方が貴方のためよ」

基礎情報
種族:トゲキッス
特性:てんのめぐみ
性格:おだやか
性別:女
年齢:18歳
身長:153cm

一人称:私
二人称:貴方

背景
 幸運を呼ぶ一族・春式家の長女として生まれ、後継者としてありとあらゆる教育を受けてきた。本来ならば双子である初春とどちらが後継者となるか見極める期間があるはずだったのだが、後継者に与えられるひかりのいしを初春に押し付けられ進化したことで確定した。初春が初陽と後継者争いをしたくないがために行ったことだというのは重々承知の上だが、確実に押し付けるためにひかりのいしを飲み込ませたことは少し根に持っている。そして貴族の娘として、後継者として必要な知識や作法を完璧に身に着けている。そのうえでやりたいことを気が済むまで、思うがままに挑戦させるという両親の方針により想像力が豊かで多様な視点をもつことができた。その分、少々お転婆に育ったがそれは目を瞑ろう。
 こうして幸福に満ちた家庭で育ったが、数年前の誕生日に行った旅行先で起きた事故により両親と初春を失った。その後、分家に引き取られ、酷い仕打ちと劣悪な環境に身を置くことになった。初陽の状態が悪くなるに反比例して屋敷の者に幸福が運ばれていることから、事故の一件から自身を引き取るところまで全て計画的に行われたものだと気付いた。が、今更何かしたところで何も返ってこないので反抗する気はない。

特徴
 究極の幸運体質。普通に過ごしていれば不幸に見舞われることはないし、順風満帆な人生を過ごすことができる。幸運の女神様から寵愛を受けているといっても過言ではない。その体質のためか、初陽が不幸に陥れば陥る程バランスを保つかのように周囲の者に幸運が運ばれてくる。この体質を知り、悪用する者がいるがこれは誤った方法であり、幸運を強引に運び続ければ必ずつけがまわり、ろくでもない結末を迎えるらしい。
 正しいのは一族に伝わる幸運を呼ぶ舞を決められた時期に決められた場所で舞うこと。日頃の善き行いを積み重ね、恵みに感謝し、家を守って頂くよう祈るために行われるものだが……初陽はその真実を分家の者に知らせるつもりはない。

ポケモンバトル
技構成:エアスラッシュ・でんじは
    マジカルシャイン・はねやすめ
持ち物:ラムのみ

【ポケモンの姿】
 人間社会に溶け込んだ貴族のお家柄、ポケモンの姿になることがない。そのため、ポケモンの姿でのバトルは未経験である。

【人の姿】
 元の幸運体質に加え、特性によってエアスラッシュの追加効果、でんじはによる状態異常が高確率で決まる。数値にしておよそ9割。対策を練らずにいくと間違いなく詰む。とはいえ、彼女自身バトルを積極的にすることがないし、バトルセンスそのものはそこまでない。

自宅関係
初春『誰よりも優しくて大切な子』
「ねえ、うい。私のためじゃなくて自分のために生きてくれて良かったのよ。私はういが幸せになることの方が大切なのよ」
 初陽に喜んでもらおうと何でもかんでも捧げようとするシスコンを拗らせた困った双子の弟。初春は誰よりも優しく、繊細な心をもって可愛らしい一面も多く、初陽にとっても大好きな存在である。後継者争いを初春とするつもりはなく、それを決めるのは領民たちだと考えていた。にも関わらず、シスコン贔屓を拗らせた初春が「はつ以外にあり得ないから」と。このままでは初春は自分が持つはずであったものまで初陽に渡してしまうのではないかと不安になるほど盲目的であった。
 そして、その不安は的中。初陽が全てを失った事故を起きたあの日、本来であれば初陽の方が大怪我を負うはずだったが、それを初春が庇った。そのうえ、軽傷の初陽を治すべくその血を飲ませた。これが初陽があの大事故を無傷で生還した理由である。それが原因で大切な初春が亡くなることになったので、自分が死ぬべきであったと後悔して生きる気力を失っている。初春が峠を乗り越えて生存し、分家の地下室に幽閉をされていると知る日が来たら、それは分家を倒すために初陽が立ち上がることになるだろう。

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