伝依 ─ つたい ─

「……『歌えないアシレーヌに価値はないでしょう?』」
「……『ぼくは皆の負担にしかならない。ぼくは皆の幸せを邪魔になる。だからもう見捨てて』」


■基礎情報
種族:アシレーヌ
特性:げきりゅう
性格:おくびょう
性別:男
年齢:22歳
身長:172cm

一人称:ぼく
二人称:あなた

■背景
 エンテンに託された2つの卵から産まれた1匹。小さな身体をした彼にとって世界は広大で冒険心をくすぐられるものであった。エンテンと園香がスクールに行っている間、1匹で近所の森や海を探索していた。学校が終わる頃にエンテンと園香を迎えに行き、その日見つけたお気に入りの場所に連れていったり、宝物を見せびらかしたりすることを日課としていた。目の前のものに夢中となると周囲に注意が行き届かなくなり、トラブルメーカーにもなりがちな伝依を園香は手を焼いていたとか。
 島巡りをしている最中、1番興奮して駆け回っていたのも伝依である。島巡り終盤、地盤の緩い山道を走り回っていたら土砂崩れに襲われた。いち早く気付いたエンテンが庇ったおかげで伝依は軽傷で済んだ。しかし、エンテンが大怪我を負い、志半ばで島巡りを中断することになった。そのショックで失声症(心因性発声障害)となった。事故から何年も経った現在も自分のせいだと引きずっており、回復の兆しは見られず。筆談で会話を成立させている。 

■特徴
 エンテンが怪我をしたこと。旅を続けられなくなったこと。家族が一度ばらばらになったこと。全部自分のせいだと自身を責め立て、塞ぎこむようになった。以前までの明るい姿など想像できないくらい物事に消極的となり、外出も必要最低限となる。そして歌うこともできなくなった自身に価値も見いだせず、本格的に病み始め一度自殺に手をだしている。当然、伝依を見張っていた園香に防がれているが、彼女がいなければ伝依は今この世にいなかったであろう。
 その後、気を紛らわせるためにと提案されて物語を書くようなった。自分の気持ちを物語に綴ることで整理がつき、精神状態も落ち着いてきた。園香に挿絵を描いてもらうようになり、絵本という形で作るようになると、言咲がテレビでその絵本について語り、出版社に目を付けられ絵本作家としてデビューすることになった。
 
■ポケモンバトル
技構成:うたかたのアリアほろびのうた
    ムーンフォース・ハイドロポンプ
持ち物:アシレーヌZ

 失声症(心因性発声障害)を抱えていることで構成されている技の半分が使用できない状態である。技構成を見直すことをエンテンに提案されたが、もともと歌うことが好きで取り入れていたものであり、それを忘れるというのはアイデンティティを失うようで拒絶している。
 音を使う技が扱えない状態でバトルができるはずもなく、事故以降はポケモン・人どちらの姿でもバトルをすることはなくなった。どうしてもバトル参戦を避けられないときはタッグバトルの形でサポートに徹している

■自宅関係
メイア『憧れの実姉』
「『姉さんはね、綺麗で格好良いんだ。ただ音痴なのはいただけない!』」
 エンテンに卵を託した張本人。自分で育てるつもりであったが、色違い御三家でつるんでいるから危険が伴うと判断し、人間の子どもに託すことにした。涙の決断である。頻繁に会いにきてくれるのは嬉しいのだけれど、別れ際大号泣されることが最近の悩み。
 儚さを感じる美しい見た目をしておきながら、豪胆な振る舞いをする姉の姿を憧れている。が、無自覚の音痴だけはどうにかしてほしいと心から思っている。

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