・輪虎
・蒙恬
・李牧
・慶舎
・春信君
・呉鳳鳴
※遺言なので、キャラが亡くなった後です。
恋人や妻など設定は色々ですが、愛すべき人と言う点はどのキャラも同じです。
亡くなった設定のため、シリアスのある文章となっています。注意してください。
輪虎
輪虎より
愛しの名前へ
やぁ、なんだか柄じゃないよね。
こんな文を書くなんてさ。
これを見ているってことは、この世に僕はいないってことだね。
君のことだから悲しんでるんだろうなぁって、考えながらこれを書いてるわけなんだけど。
あんまり泣かないでよね、僕のことで泣かれるのは死後でも嫌だからさ。
慰めてあげられないことが悔しくなるし。
あぁでも、誰これ構わず笑いかけるのも妬けるよね、ほんと可愛いんだからさ。
君のことだ、きっと僕が死ぬことで僕を一生愛し続けるのだろうけど、君が幸せな選択を僕は望んでるから。
まぁ、死んじゃった時点でその男に負けちゃってるからね〜、あぁ〜悔しいなぁ。
君を抱きしめることも、頭を撫でてあげることも、一緒に菓子を食べることも、ちょっと難しくなっちゃったけどさ。
でも、君のことずっと守るって言った約束は、死んでも変わらないからね。
君の心に・・・、ってなんかしんみりしちゃってない？
嫌だな〜〜泣いて欲しくないって言ったの僕なのに。
君のことは、廉頗様にしっかり伝えてあるから、大丈夫。
僕の城で生活してくれても構わないし、他の場所に行ってくれても、君が幸せなら構わない。
ただ、１つお願いを聞いてくれるなら、後追いはやめてね。絶対。約束だから。
幸せに生きてね。
僕の大切で大好きな名前。
これからも、愛してるよ。
＊他の男に行っていいよ感出しつつ、死後も離してくれない輪虎様