【雑記集】
2023/10/02
中秋のお月さま、綺麗でしたね。
空を見上げて月を探してくるくると回りながら、あっちの世界の月はきっと、こうやって探す必要もないほど大きくて恐ろしいほどに美しいんだろうな、と思っていました。
今日は、考えたり思ったりして下書きに書いたけれど、140字に収まらなかったり、Twitterで書くには重いかもしれない…と躊躇したものたちの供養です。
ネロについて
過去のイベントストーリーを読み進めてる中で、ネロの感受性が少し自分と近い気がしている。
特に銀の卵のエピソードで「あ…」と。
途中でふと何が産まれるか怖くなって人にあげちゃうところが同じ。
私ならそういう卵、ある日怖くなって捨ててしまうかもしれない…と考えていた。
自分の知らない自分がうつしだされるかもしれない、自分も知らない自分がいるかもしれないという怯えが自分の知る自分の心の片隅でたゆたっている。
特に銀の卵のエピソードで「あ…」と。
途中でふと何が産まれるか怖くなって人にあげちゃうところが同じ。
私ならそういう卵、ある日怖くなって捨ててしまうかもしれない…と考えていた。
自分の知らない自分がうつしだされるかもしれない、自分も知らない自分がいるかもしれないという怯えが自分の知る自分の心の片隅でたゆたっている。
「死んだら石になること」に対して感じることがネロと似ている。
命が終わった時、魔法使いは石になり、その石には何らかの価値があると知った時、私はネロと同じようにそれを “希望” と感じて羨ましくさえ思った。人間は命を終えても美しい石にはなれない。私も。
私は “自分の時が永遠ではないこと” にある種の希望を持っているので、魔法使いたちの “永遠に近い時” というのは想像の中でさえ果てない絶望に思える。
私には果てない絶望であろうその長すぎる時の最後、そのいつかの死の形が “宝石のようなきらきらした石” で、それが “価値が有り重宝されるもの” だというのは、“人の役に立つものになれる” というのは、ゴールもなく自分がどこへ行こうとして迷子なのかもわからないような暗闇の中で、唯一見える北斗七星のよう。
太古の船人のように、本当に、それだけが絶対的な指針で、それだけは約束されているという希望。
だから、その美しい石を「悲しい」と言ったファウストの感性が驚きで不思議で、そして、愛おしさを抱くほどにファウストにぬくもりを感じた。
一瞬呆然とするくらい、彼の感性は新鮮で、水を打ったように広がった静かな衝撃と遅れてやってきたほのかな愛おしさに、なんだか彼の本当に綺麗な心に触れた気がした。
本当に、いもしない自分の子供を慈しむように、彼をとても愛おしく思った。彼は400歳だというのにね。
命が終わった時、魔法使いは石になり、その石には何らかの価値があると知った時、私はネロと同じようにそれを “希望” と感じて羨ましくさえ思った。人間は命を終えても美しい石にはなれない。私も。
私は “自分の時が永遠ではないこと” にある種の希望を持っているので、魔法使いたちの “永遠に近い時” というのは想像の中でさえ果てない絶望に思える。
私には果てない絶望であろうその長すぎる時の最後、そのいつかの死の形が “宝石のようなきらきらした石” で、それが “価値が有り重宝されるもの” だというのは、“人の役に立つものになれる” というのは、ゴールもなく自分がどこへ行こうとして迷子なのかもわからないような暗闇の中で、唯一見える北斗七星のよう。
太古の船人のように、本当に、それだけが絶対的な指針で、それだけは約束されているという希望。
だから、その美しい石を「悲しい」と言ったファウストの感性が驚きで不思議で、そして、愛おしさを抱くほどにファウストにぬくもりを感じた。
一瞬呆然とするくらい、彼の感性は新鮮で、水を打ったように広がった静かな衝撃と遅れてやってきたほのかな愛おしさに、なんだか彼の本当に綺麗な心に触れた気がした。
本当に、いもしない自分の子供を慈しむように、彼をとても愛おしく思った。彼は400歳だというのにね。
相手があのフィガロと北の双子だというのに、かの魔女のエヴァも、盗賊団の仲間たちも、「ネロがいれば」と口を揃えて言う。
北の中では圧倒的に弱者であるネロがいるだけで、本当に?
およそ2000年歴史の中でも、強さ・経験・頭脳、すべてを加味してフィガロと双子に勝てる者は、おそらく神のような圧倒的な魔力を誇るオズ以外にいない。
その彼ら相手に、「ネロがいれば」と言えるのは、なんでだろう。
ふたりが揃うだけで100万力?
でもたしかに、そう言われたら半分納得してしまうくらいの運命を見てしまっている気もする。
北の中では圧倒的に弱者であるネロがいるだけで、本当に?
およそ2000年歴史の中でも、強さ・経験・頭脳、すべてを加味してフィガロと双子に勝てる者は、おそらく神のような圧倒的な魔力を誇るオズ以外にいない。
その彼ら相手に、「ネロがいれば」と言えるのは、なんでだろう。
ふたりが揃うだけで100万力?
でもたしかに、そう言われたら半分納得してしまうくらいの運命を見てしまっている気もする。
「人を惹きつける能力がある人」にも色々なタイプがあるものだなと思った。
ひとつの代表格がファウストやブラッドリーのような、着いていきたい と思わせる人。
もうひとつの代表格がシャイロックのような 振り向いてほしい と思わせる人。
それくらいだと思っていたのだけど、特殊な例もあるものか…?
いつもやたらとネロの話をするけれど、また例のごとくネロの話。
彼にはファウストやブラッドリーのような着いていきたくなる強さは正直無いし、シャイロックのような誰もが魅了されてしまう雰囲気も正直無い。
彼が自分でほのめかすように、たしかに、わりと平凡に見える。けれど、触れたら誰もが彼を好きになる。
魔法舎の中でアンケートでもとったら、彼は好感度NO.1を取れる気さえする。彼と一緒にいることを拒む人がいるとは思えない。みんなが彼を好んでいる。
彼は、ネロという男は、人を惹きつけるカリスマ性も華やかさも持ち合わせていないはずなのにあまりに好かれている。不思議だ。
あくまで私の感覚だけれど、ネロにある人を惹きつける能力は、「ただそこにいてほしい」と思わせることな気がする。
前に立って先導してそこに着いていきたいわけではない。
私だけを見つめてほしいわけでも振り向いてほしいわけでもない。
ただいつもそこに彼がいる、たったそれだけが他の誰にもないような特別な安心を生みだしている。
彼に触れるとみんながそう思うのかもしれない。
それなら、時に彼は、誰よりも罪な男で、誰よりも不憫な男だ…。
ひとつの代表格がファウストやブラッドリーのような、着いていきたい と思わせる人。
もうひとつの代表格がシャイロックのような 振り向いてほしい と思わせる人。
それくらいだと思っていたのだけど、特殊な例もあるものか…?
いつもやたらとネロの話をするけれど、また例のごとくネロの話。
彼にはファウストやブラッドリーのような着いていきたくなる強さは正直無いし、シャイロックのような誰もが魅了されてしまう雰囲気も正直無い。
彼が自分でほのめかすように、たしかに、わりと平凡に見える。けれど、触れたら誰もが彼を好きになる。
魔法舎の中でアンケートでもとったら、彼は好感度NO.1を取れる気さえする。彼と一緒にいることを拒む人がいるとは思えない。みんなが彼を好んでいる。
彼は、ネロという男は、人を惹きつけるカリスマ性も華やかさも持ち合わせていないはずなのにあまりに好かれている。不思議だ。
あくまで私の感覚だけれど、ネロにある人を惹きつける能力は、「ただそこにいてほしい」と思わせることな気がする。
前に立って先導してそこに着いていきたいわけではない。
私だけを見つめてほしいわけでも振り向いてほしいわけでもない。
ただいつもそこに彼がいる、たったそれだけが他の誰にもないような特別な安心を生みだしている。
彼に触れるとみんながそう思うのかもしれない。
それなら、時に彼は、誰よりも罪な男で、誰よりも不憫な男だ…。
シャイロックは魔法舎のメンツの中でもネロをかなり気に入っていそうだと勝手に思っている。
ネロってたくさん矛盾を抱えている男だから (そこも更に北らしくない)、かわいいと思っていそうだなと。
少なくとも私は思ってる。
矛盾をうまく飼い慣らせていない、柔くて青い双葉とも瑞々しい実ともつかない感じが。
好きな子にちょっかいかけて、それじゃダメかと冷たくして、けど困ってたら助けずにはいられなくて、でもこっち向いてくれないのは分かってるから、もう知らない。
別にただの知り合いだし。と思いつつも傷ついた雰囲気を見て抱きしめたくなって。でもそんな権利ないし。みたいな、思春期のような矛盾。
ネロってたくさん矛盾を抱えている男だから (そこも更に北らしくない)、かわいいと思っていそうだなと。
少なくとも私は思ってる。
矛盾をうまく飼い慣らせていない、柔くて青い双葉とも瑞々しい実ともつかない感じが。
好きな子にちょっかいかけて、それじゃダメかと冷たくして、けど困ってたら助けずにはいられなくて、でもこっち向いてくれないのは分かってるから、もう知らない。
別にただの知り合いだし。と思いつつも傷ついた雰囲気を見て抱きしめたくなって。でもそんな権利ないし。みたいな、思春期のような矛盾。
自分がした気遣いや自分がした優しさに自分自身が傷つけられている感じって、とてもいじらしくてもどかしくて切なくて愛おしくて好き。
1周年記念ストーリーのネロとか。
シアンに傘を貸したから、そういう関わりをひとつ持ったから、彼女が傷つけられてネロの憤りはあそこまでになったんだろうから、実はネロは彼女に優しくしたことで自分を傷つけてるんだよね。
自分の優しさがまわりまわって自分を傷つけて、でも彼は人に優しくせずにはいられないほど優しさを当たり前に抱えていて。
それなら人と関わらずにいれば傷つかないのに、結局彼は気づかないうちに少しずつ人に優しさを零していってる。
生きづらいよね。
でも、彼の生きづらさを人はみんな心底愛おしく思う。
いくら彼が人を離そうとしても、彼は自分が無意識に優しさを手に持っていることに気がついていないから、人はまた彼を好きになり、彼は人と関わって生きていく。
向いてないと言うけれど、彼が思う以上にきっと、人という世界と繋がることに、彼は向きすぎている。
人という世界の欠片に、どうしたって好かれてしまうんだから。
1周年記念ストーリーのネロとか。
シアンに傘を貸したから、そういう関わりをひとつ持ったから、彼女が傷つけられてネロの憤りはあそこまでになったんだろうから、実はネロは彼女に優しくしたことで自分を傷つけてるんだよね。
自分の優しさがまわりまわって自分を傷つけて、でも彼は人に優しくせずにはいられないほど優しさを当たり前に抱えていて。
それなら人と関わらずにいれば傷つかないのに、結局彼は気づかないうちに少しずつ人に優しさを零していってる。
生きづらいよね。
でも、彼の生きづらさを人はみんな心底愛おしく思う。
いくら彼が人を離そうとしても、彼は自分が無意識に優しさを手に持っていることに気がついていないから、人はまた彼を好きになり、彼は人と関わって生きていく。
向いてないと言うけれど、彼が思う以上にきっと、人という世界と繋がることに、彼は向きすぎている。
人という世界の欠片に、どうしたって好かれてしまうんだから。
フィガロについて
フィガロの教えはきっとこれから何千年も受け継がれていくだろうなと思う。
彼がこの世界から消えてしまう日がいつか来たとして、その時、“賢人 フィガロ” の死を悼み悲しむ人は、“大魔法使い フィガロ” の死を喜ぶ人の何百倍もいる。きっと。
そうであってほしい。彼は間違いなく恐ろしい魔法使いであるけれど、でも、人に慈愛と教授をくれる優しい賢人なのだから。
フィガロがファウストに教えたものをファウストがヒースクリフとシノへ。
ルチルに教えたものが、南の子どもたちへ。
ミチルに教えたものが、リケや未来の子どもたちへ。
アーサーに教えたものが、未来の国民へ。
そうやって、どこまでも「フィガロの教え」がどこかのひとりふたりを救い、人間と魔法使い すべての人を救うことになる。
フィガロは自分に救える人を少しでも救おうすべての人を救おうともがいて、救えなかった民や人々を思うようだけど、彼が思う人たちと同じだけ、もしかしたらその何倍も、フィガロは誰かを助けてきてるのだと思う。医者として命を救うだけでなく。
先人の知恵は歴史から学び進化する人間にとって替え難く特別な宝なんだから。
彼がこの世界から消えてしまう日がいつか来たとして、その時、“賢人 フィガロ” の死を悼み悲しむ人は、“大魔法使い フィガロ” の死を喜ぶ人の何百倍もいる。きっと。
そうであってほしい。彼は間違いなく恐ろしい魔法使いであるけれど、でも、人に慈愛と教授をくれる優しい賢人なのだから。
フィガロがファウストに教えたものをファウストがヒースクリフとシノへ。
ルチルに教えたものが、南の子どもたちへ。
ミチルに教えたものが、リケや未来の子どもたちへ。
アーサーに教えたものが、未来の国民へ。
そうやって、どこまでも「フィガロの教え」がどこかのひとりふたりを救い、人間と魔法使い すべての人を救うことになる。
フィガロは自分に救える人を少しでも救おうすべての人を救おうともがいて、救えなかった民や人々を思うようだけど、彼が思う人たちと同じだけ、もしかしたらその何倍も、フィガロは誰かを助けてきてるのだと思う。医者として命を救うだけでなく。
先人の知恵は歴史から学び進化する人間にとって替え難く特別な宝なんだから。
ミスラについて
否定ばかりしてくる人の言葉は仮に否定じゃなくても否定されたように聞こえてしまうものだし、そういう言葉ばかりを受けとめていると誰の言葉もどんな言葉も否定的に聞こえてきてしまうものだから、ミスラの言葉の受け取り方を見るとチレッタは褒め上手だったのかもしれない。ルチルもそうであるように。
東の大人たちについて
最初の頃、東の保護者たちに感じていた「人生に失望してる」って何か考えてみたのだけど、周りの環境や自分では無い誰かに失望し続けるのってかなりキツい。
そして、外に失望して何かを失うのは自分だけだと思うと、失望しても諦めがつく自分自身に失望を向けていく。
相手が自分自身なら失望したとしてもただ自分の事として受け入れられるから。
自分への失望を仮に受け入れられなくても、少なくとも人に向けるよりは反応があるし、変わらないことにも変わることにも諦めがつきやすい。
自分が原因なんだ、と思えば。
そうなったのが人や生きること、自分にも失望してる感じがある、自己肯定感低くて自己愛の薄そうな東の大人組なのかな。
そして、外に失望して何かを失うのは自分だけだと思うと、失望しても諦めがつく自分自身に失望を向けていく。
相手が自分自身なら失望したとしてもただ自分の事として受け入れられるから。
自分への失望を仮に受け入れられなくても、少なくとも人に向けるよりは反応があるし、変わらないことにも変わることにも諦めがつきやすい。
自分が原因なんだ、と思えば。
そうなったのが人や生きること、自分にも失望してる感じがある、自己肯定感低くて自己愛の薄そうな東の大人組なのかな。
私たち子猫ちゃん
2000年 1000年 600年 400年、気が遠くなる年月を生きてきて、この先また心が気絶しそうなほどの年月を生きていくような人たちも、過去を引きずって人に執着して、人に囚われて迷子のようにさまよって、拒んで逃げて足掻いて。
だから私たちみたいな子猫ちゃんだってさ、どんだけでも悩んで迷って足掻いていい気がするよ。
彼らがいつまでも悩み苦しむことがあるように、時間が答えを出してくれるとは限らないかもしれない。
時が解決してくれないというのはひとつの絶望だけれど、絶望は時に希望と同じ色をしている。
答えを出すのが長い時ではないのなら、答えが出るのは明日かもしれないし、答えは来るものじゃなくて掴むものなのかもしれない。
ある日落ちてくるものかもしれない。長い時が解決してくれるのを待たなくてもいいということ。
だから私たちみたいな子猫ちゃんだってさ、どんだけでも悩んで迷って足掻いていい気がするよ。
彼らがいつまでも悩み苦しむことがあるように、時間が答えを出してくれるとは限らないかもしれない。
時が解決してくれないというのはひとつの絶望だけれど、絶望は時に希望と同じ色をしている。
答えを出すのが長い時ではないのなら、答えが出るのは明日かもしれないし、答えは来るものじゃなくて掴むものなのかもしれない。
ある日落ちてくるものかもしれない。長い時が解決してくれるのを待たなくてもいいということ。