雑記    

傷と謝罪


傷となるものを渡してしまったかもしれない。
そう考えることが怖い。
人を傷つける自分であることに傷つく自分から逃げたかもしれなかった。

謝りたいという意志がある。
けれど、謝ることすら自己満足な気がする。
どうすればいいのだろう。
どうすれば、好意を抱いた優しい方の優しさに甘えることなく、その優しさに傷をつけることなく、言葉を渡せるのだろう。

ある人に謝られると、悲しかった。
ある人に謝られると、傷つくことがあった。
そんな経験をしているから、もしも私の謝罪がそうなってしまったらという想像を破り捨てることができない。
くしゃくしゃになりそうなくらい真剣な目で握りしめている、きっと。

謝りたい。
傷つけたくはない。
傷つけてしまったのなら、できること全てで謝りたい。
謝ってどうにかなるものではない傷でも、もう傷つけることがないように、謝ることで教えてほしい。
真摯に約束をさせてほしい。
もう二度と同じことで傷つけることがないように。
傷つけたのなら教えてほしい。
そんなのは、わがままだろうか。