雑記    


人間はどんどんと“人”ではなくなっていく。
感覚を捨て、思いを捨て、思い出を得ることをやめたら、それは本当に人なのだろうか。
悲しい。
時間をかけて感覚と思いの残る一瞬を、それが永遠でないとしてもその時のたった一瞬を得るために時間をかけ感覚を研ぎ澄まし心を抱えるという人のいじらしさを、どんどんと捨てていく世の中。
悲しい。
悲しいよ、心を捨てないで、時間を捨てないで、永遠でないことを、無意義な時間の積み重ねでつくられる有意義を、捨てないで。