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【概要】
異世界転生系魔法モノ内政チート型中世ヨーロッパ風パロディ(全部のせ)
やりたい放題やっています。
主人公総受け:シャルルマーニュ、カストロ、ロビン、コンスタンティノス、モレー(剣)、アーサー、ルキウス(蒼銀)、マンドリカルドなど

【世界観】
・舞台
13世紀欧州。地形は現実と同一。地名や都市名称などはラテン語、古ゲルマン語、古ノルド語、ケルト語などで古代〜中世に使われた実際の名称が混在している。
西欧をウェスティア、東欧をオスティアと呼ぶ。
 例)パリ→ルテティア(ラテン語)
   イスタンブール→ミクラガルズ(古ノルド語)

・魔法
一人につき一つ、貴族や王族のみが発現する。王侯貴族だから魔法が使えるというよりは、魔法が使える血筋だから王侯貴族になったという経緯。古代ギリシア・ローマにおける武装自弁の原則による貴族階級の発生プロセスにあたる。
特別な術式によって魔法を術者から切り離し単独で存在させるものを魔術と呼ぶ。魔術であれば、素養さえあれば一般市民でも理論上使えるものの、魔術自体の使い道が極めて限定されているため、一般社会にはほとんど普及していない。そのため、一般人は滅多に魔法・魔術ともに見る機会がない。

・歴史
魔法によって、史実とは異なる歩みを辿る。滅びるはずの国が永らえ、長く続くはずの国が早々に滅びるというようなことが起こり、古代〜中世史のキメラ状態になっている。
全ヨーロッパを統一したラバルム帝国が古代ローマ帝国に相当し、ローマ同様、東西に分裂することになる。
ラバルム帝国時代からの暦であるラバルム暦(A.L.)が使われる。

・言語
古代ラバルム帝国時代から、全欧州で統一言語としてラバルム語が使われる。周辺民族も貿易のためにラバルム語を使用するため、意思疎通は容易。

・宗教
ギリシャにあたるグラエキアでは神話的な宗教が残存しているものの、その他の旧ラバルム帝国域内には宗教が存在しない。魔法によって、超常存在が封建領主という世俗的な立場ですぐ近くにいることから、宗教が生まれる余地がなかった。魔法は多くの一般市民にとって一生に一度見る機会があるかどうかであるため、常識ではあるが特別という立ち位置。このことから、国王などは史実よりも神格めいて捉えられる。
一方で、イデア論的な素朴な自然観によって、死後は自然に還っていくなど精霊信仰に近いものは存在しており、宗教というより価値観のような形で部分的に宗教的思想が存在する。なお、葬式にあたるものは存在しており、火炎魔術によって遺体を焼却することで精霊として自然に還ると信じられている。単なる炎による荼毘や土葬などは、死者が悪霊と化すとされる。
ローマ教皇にあたる象徴的な存在は、ウェスティアではロタリンギア王が有している。

・国家体制
封建制の全盛期。主人公が中央集権化を進めたロタリンギアのみ、絶対王政に近しい状態になっている。古代ラバルム帝国が東西に分裂したのち、西ラバルム帝国の皇帝一族の血筋を引くロタリンギア王は、ウェスティア全体の宗主権を名目的に有している。
宗教が存在しないため、封建領主が戸籍を管理し、史実で教会が担っていた集団意識の醸成や集会機能が社会に存在しない。結果、人口が流動しやすくなったことで言語は混ざり統一言語が実現した。また、教会に支払う税がないため農民は史実より重税に苦しんでいない。
戸籍管理や葬儀用の火炎魔術の手配、流動する人口の管理や税制の実行など、教会が担っていた行政機能は封建領主にのしかかり、居城は役所の機能を持つ。
農村では農業共同体が、都市では自治会があり、社会的集団そのものは存在しているものの、ミサで一度に全住民が介するといったことがないため、国家への反乱が起こる可能性は史実ほど高くない。
宗教が存在しないことにより、社会規範における倫理観などは法によって体系化するほかなく、古代ラバルム帝国の時代にはすでに、民法と刑法の社会運営上必要な法が史実の近代法並みに高度化している。法の理解のため、識字率も史実中世よりやや高い。

・軍隊
史実同様、常備軍の概念はこの時代に存在しない。キリスト教がないため騎士道精神は存在していないものの、騎士階級は魔法の使えない人間にとっては最も高い地位にあたるため、高い地位に基づくふるまいとしての騎士道は存在する。
魔法が使えない兵士は史実同様、騎馬兵と歩兵をメインに武装して戦う。

・食事や衣服
中世から近世にかけてのヨーロッパに同一。貴族は小麦や大麦、平民はオーツやライ麦を主食とし、飲み物は主にワインや果実酒。肉断食がないため肉や魚も通年で食べられる。スパイスは完全に輸入品がメインであり、砂糖は貴族階級に限定される。
衣服は、下着となるシュミーズ、袖をいちいち縫って着脱するコットという上着、袖がない長いベストのようなシュールコーが基本の3点となり、男性は下半身にブレーというズボンも履く。シュミーズ、コット、シュールコーはいずれも長衣であり、基本的に踝からふくらはぎ丈になる。腰でしっかりとベルトで留めるため、下半身はゆったりとしたドレス調に、上半身はきっちりと体のラインに沿ったスタイルとなっている。おしゃれポイントは襟元と袖。女性は大きく胸元を開け、男性は詰襟か首の根本まで襟がある形。その襟元から中のシュミーズを見せる。袖は外付けアクセサリーであり、袖布を別に用意して後から縫い付ける。

・通貨
史実同様、古代帝国までは金本位制であり、金貨を基軸通貨として銀貨や銅貨が端銭として使われた。一方、古代の終焉とともに中世に入ると銀本位制に移行し、銀貨の中に品位ごとの種別を設けた。
ローマと同じく、ラバルム帝国で使われた通貨の名称はリーブラ、ソリドゥス、デナリウスの3種類があり、同じものが西ラバルム帝国以降のウェスティアでも使われた。枚数としては1リーブラ=20ソリドゥス=240デナリウスとなる。
貨幣を発行する権利が国王や国家にあることを貨幣高権といい、ロタリンギアとブリタニアでは国王だけに帰属する集権化が実現しているが、ガリアやゲルマニアでは公・伯ごとに貨幣が発行されてしまっている。
主人公はロタリンギア銀貨の銀含有率を95.8%とし、商業利用の基軸となる1ソリドゥス銀貨の質量を4.2グラムとしている。1リーブラは84グラム、1デナリウスは0.35グラム。
1デナリウスで購入できるものは、ライ麦パン1週間分、小麦の上質なパン1個もしくは2個。馬車用の馬一頭は820デナリウス(68ソリドゥスと4デナリウス)、低熟練労働者の日当は一日8デナリウス。


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