「あ…」
突然の雨に降られて走っていると
アーケードに見慣れた人の姿が。
「クラウド!」
そう声をかけて駆け寄ると、綺麗な瞳が少し節目がちになった。
これはクラウドがいつも何かを言いたいんだけどうまく言葉にできない時に見せる表情。
「傘…持って行ってなかっただろ?」
そう言って手に持ってる傘を見せてくれた。
「うん、ありがとう!助かった」
クラウドが開いてくれた傘に入って、2人肩を並べて歩いてる最中、歩幅を合わせてくれてるのがすぐに分かって
くすぐったいような嬉しさが込み上げる。
「ね、クラウド。手繋いでもいい?」
返事はないけれど、クラウドの腕が少し当たり指と指が触れて控えめに握られる感触がした。
「雨の日も良いね」
「…そうだな」
少し間があってからの返事をしたクラウドを見上げると、少しだけ口元に笑みを浮かべてるのが見えた。
@7th HEAVEN
『おかえり…あら、迎えに行ってたの?クラウド』
『ティファとジェシーが言ってくれたんじゃなかったの?』
『な〜〜〜〜んにも言ってない!くぅ〜…やるねぇクラウド!』
『……。』