ファンタスティックビースト

レイチェル・レイブンクロー
Rachel Ravencrow

「あー、ダメダメ。先輩は筋金入りのハッフルパフなんで、そう言うの向いてないんですよ。代わりにわたしがお受けしますね、その依頼」
「レイチェル。レイチェル・レイブンクローです。イギリス本国魔法省外務の末端ですよ。先輩が暴れていると聞きつけて、来ちゃいました!」
「ティナちゃん可愛いなー、って、先輩何やってるんです? ダメじゃないですか全く、……もう。仕方ないなあ、先輩を敬愛するこのわたしが、先輩のことを助けてあげますよ。――わたしが言うように動いてくださいね」

演:イモージェン・プーツ/声:岩田陽葵
婚約者はフェリクス・ミシュキン

 本名はレイチェル・アルテミス・ロウェナ・レイブンクロー。1900年の冬生まれ。ファンタスティック・ビーストシリーズの一作目時点では26歳で、ニュート・スキャマンダーよりも3学年下。
 ホグワーツ魔法魔術学校スリザリン寮卒。ロウェナ・レイブンクローの直系の系譜であるにも関わらずスリザリン寮に入寮したことから、当時は学内で騒がれていたものである。生まれつきカリスマ性が強く、精神的な指導者としての素質を持つ。頭が良く、それは全てのことを見通す瞳とも一時期噂される程であった。レイチェルの学年はグリフィンドールとスリザリンの対立も少なかったと言う。他人には優しいが自分を強く律し、小規模チームを率いることを得意とする。あんまり極端に人数が増えると頭痛くなってくるから辞めて欲しい。

「ほう、ロウェナの直系とな。となれば第一はレイブンクロー……否。ふむ、面白い内面をしておる。頭は良いが、これではカリスマ性が強すぎて弾かれそうだ。その才を充分に活かすには……スリザリン!!良く学び、安寧を齎すのが良いだろう」

 基本的には飄々とした自由人で、リタやニュート共々「決してスリザリン向きではない」「かと言ってレイブンクローではない」「グリフィンドールでもない」「ハッフルパフほど優しさがわかりやすいわけでもない」とはぐれ者扱いされていた。基本的には自由であるものの、持ち前のカリスマ性や高い頭脳を活かし、長年監督生であり、暗躍することが多い。また、はぐれ者云々の関係もあり、リタ・レストレンジやニュート・スキャマンダーとは深い仲であった。ちなみにはぐれ者というのは言葉のあやだったりそうじゃなかったりしていて、レイチェルの場合はその頭脳に付いていけないとかそういうニュアンス。人付き合いは良かったけど、どうしても。
 容姿端麗冷静沈着カリスマ性があり家柄も良く頭もいいし加えて現在イギリスの魔法省所属とあればどこかしこからも引っ張りだこだろうが、基本的に外務の仕事をしている為、外国で問題が起きればそっちに引っ張り出される。魔法を施行する力も然ることながら、やはり作戦立案の才は頭一つ、どころではなく頭三、四つ分くらいは抜けている。行動力はニュートに負けるが知識なら頭に入ってるから任せて!なお、ニュートのことは「先輩」「ニュートさん」、リタのことは「リタさん」と呼んでおり、アメリカで出会った一つ年下のティナのことを「ティナちゃん」と呼ぶなど。

 家族構成は故人である母、父、存命である兄。レイブンクローの直系は母で、分家が父。レイチェルは独身を貫いてファンタビ映画作中で死亡する為、レイブンクローの直系は兄夫妻の子供のみとなる。ちなみにホグワーツ在学中はニュートのことが好きだったらしいと兄がニュートに言った(もちろんレイチェルは怒った)。

 杖は黒檀の木に不死鳥の羽根。持ち手にフェアリーの片翼。黒檀の木は戦闘術や変身術に長け、自立精神が高かったり、疎外物であることを好む所有者が多い。不死鳥の羽根は自立しており、希少である。また、好き嫌いが激しく、忠義を得ることが難しいとされる。