神獣の加護を世に広めよう協議会2

あのな

昨日から皆が優しいのだ

我をな、褒めるのだ

ずっと褒められ続けるのもな、我、居たたまれないのだ!

だから評議会で議案を出して見たのだ。『人間に褒められ続けた場合の対処について』

我はせーたんなり! よきかな、よきかな。ようやく人間は、いーたんの偉大さに気づいたのだな

びゃったんなのだ。しかし聞いておると、必死にいーたんの顔色を窺っているような

すーたんぞ! そなた、昨日なにかしたのかの?

昨日…我はジョウガの神託を呟いたり。我、懸命に仕事をしているのだが、ジョウガが冷たくてな…。我を暇の神などいうのだ

いーたんは精力的に仕事をしておるのにな。ジョウガもなにをもっていーたんを貶すのか

あれではないか、馬鹿な子ほど可愛いと

ぶふっ、それはすーたんぞ

なんですとー!?

ほらほら、喧嘩はやめよ

せーたんの言う通りぞ。大人になるのだ。すーたん、ぐっと堪えて

ふむ…

しかしそれは怖いな。ジョウガの評価と我らの認識は違うというのは

そうなのだ。我ら四神獣、ジョウガにどう思われているのか不安ぞ

どれどれ我もやってみようぞ。
「せーたんは死神です」
なんと!

「すーたんは変態の神です 」
なななな…

「びゃったんはショタコンの神です 」
はて…しょたこんとはなんぞ?

人間の言葉は難しいの。でもきっといいことではないのか? 漢字とやらではないところをみれば、きっと。いーのー!

いーのー!

いーのー!

これから我の異名は、しょたこんぞ? 知恵の神獣に相応しい名前、ジョウガはよく見てくれておるのだ

だとすれば余計、昨日は心が折れてな?

だから皆が優しかったのではないか?

ふむ。慈愛深きいーたんを、皆が愛で包んだのだ

ジョウガの評価がどうであれ、いーたんは幸せな神獣ではあらぬか?

ふむ…

ほらほら、いーたん。元気を出せ。四神獣まんじゅうぞ?

うま!


うま!


うま!


うま!


しかし、いつもまんじゅうをくれるのは誰ぞ?

下になにやら書いておるが、読めねば加護を与えることも出来ぬ。いーたんは読めぬか? いーたんは、人間の言葉を勉強しているのだろう?

我が読めるのは、ひらがなとかたかなと漢字なのだ。びゃったんはどうぞ?

これは…あるふぁべっとという言語ぞ。時にいーたん、そなた本場でそれを習ってきたのでは?

我が習ったのはこんな文字ではないのだ〜

ほっほ〜。いーたんは我の知らないことを学んでおるから、人間も評価しておるのだな

そうだそうだ!

そうだそうだ!

我らの意見は一致ぞ

そ、そうかの…(照) 茶を淹れるぞ。煎茶、番茶、昆布茶、梅茶、なにがいい?

梅茶

番茶

煎茶

我は昆布茶ぞ。ちょっと待っているのだ〜
第2回「神獣の加護を世に広めよう協議会」の定例会はいかがだったでしょうか。
神獣も色々と悩みが多いようですが、平和的な盟友がいればこそ、人間の世は安定するようです。
四神獣まんじゅうは本当に「うま!」だそうで。
下のアルファベット…これはその名を持つ者の、秘やかなる賄賂や謝罪であったりなかったり…。
彼は本編でなにをやらかしてくれるのでしょうか。
ちなみに、なぜイタちゃんに皆が優しかったのかは、昨日の呟きを終えたサクの一言によります。

おい、イタ公を悲しませたら、俺達の加護がなくなって出番がなくなってしまうかもしれねぇぞ!?