
屋根が無くても寝れます(1)
「……ちぇっ、いいよぉ〜別に。連れて行って欲しくてアレした訳じゃないんだらね!…なんかツンデレみたくなった」
HAHAHA!!1人寂しく何だチミはってか!
「そうです私が異世界人です」
その場にうずくまって一人ため息を吐く。
だって、バンブルビーに置いて行かれたから今一人だし!
もう夜だし暗いし恐いし!あの子私のスマートフォンひき逃げしてったからね!?ひでぇよ!
パスポートも無いし家も無いし、職も無いし!
荷物は……あ、財布あった!よかった!
他の物はどっかいったしさ!此処に来るなら、こんな事になるなら金使うんじゃなかった!ノーマネーノーライフ!!
しかも此処確か外国だったよね……どうやって通貨引きだせばいいのかな?場所は?
それよりこのまま無事に朝迎えられるかなぁ〜
治安悪そうな所だしなぁココ。襲われそう!
壁のらくがきなんて書いてるか分からん。
「…このまま襲われるのも彼等に会えないのも嫌…だ」
だめだぁ眠い…。だって疲れた。
ジャズぅー。せめて司令官見たかっ、た…。
こうなったらふて寝だっ!!
そこで私の意識はさよなライオネル。ぜってー明日筋肉痛だよこれ。
物音が聞こえる。
もう夢が覚めてしまうのか。
全然寝た気がしないんだけれど。
第一さ、川ぽちゃしてトリップって…。ならとっくのとうにトリップしとるわ!超お手軽!
世のトリップ希望者みんな身投げしないといけないでしょっ!!
なら追突は?あれは夢?──でも、もしかしたら交通事故とかに巻き込まれて…え?なら死んだ?あーーあぁ〜!悔しい!もっとやりたいことあるのに!
ウ〜ン…ウ〜ッ!
「うなされてる?」
「起こしてあげたら?」
ユサユサ
「ん〜」
あ、今のが夢か。
良かったぁ夢で!
パチッ
「「Hello.」」
「は、ハロー‥」
英語しゃべれないよ!!
「What you are name?」
あ、簡単なので良かった!というか英語しゃべれないくらい言えるような‥?
「My name isシエンコウダ.I’m Japanese! Nice to meet you…えっと、I Can't speak English!!」
「Oh! Japanese! OK.Nice to meet you !!」
(伝わった!よし!いや〜良かった!で、どこ行くの?)