悪魔バアル・ゼブブ(ベルゼブブ)がサーヴァントとして召喚される


*バアル・ゼブブとは
サタン・ルシファーと同等の上位悪魔ベルゼブブのこと。"七つの大罪"では暴食を司る。元は"気高き主(バアル・ゼブル)"という名であり、豊穣神であった。

Apo軸だったりzeroだったりstaynightだったり。どの設定でも正直おいしい。
人類救済やら過去を改変したいやら言ってる鯖たちに対して「まじクソくだらねぇ〜〜〜」と思いっきり罵倒してほしい。人間の欲にまみれた行動が大好物なので「誰かのための願い」を聖杯にかけるやつが大嫌い、とか。

悪魔のくせしてマスターのこと大好きだったらいい。「キミの魂をまだ戴いていないが?」とか言ってマスターが輪廻転生する度に現れる、でも魂はとらない(魂とっちゃったら輪廻転生できない)。
個人的にマスターは普通の女子高生。聖杯にかける願いはないが、聖杯戦争のために死ぬ義理もない。特別な力は何もないが生きることへの執着は異常。ほぼオリジナルじゃねえか誰得だよ。




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「人類救済?ハッ。笑わせてくれるなぁ、聖人様は」


それぞれの思惑が渦巻く空中庭園に、嘲笑うような声が静かに響く。その声を拾うまで、誰もその気配に気付く事はなかった。名のある英雄が何人も集っていたにも関わらず "誰も" 気付かなかったのである。

それぞれに武器を構え、その声の主に向ける。それは煌びやかな細い装飾に腰かけ、下を見下ろしていた。
紫がかった黒髪を垂れ流し、血のように赤い瞳でサーヴァントたちを睨(ね)めつけた。美しい女だ。そう、怖いくらいに美しい女だったのだ。


「あなたは、もしや赤のバーサーカーですか?」

「如何にも。キミたちにはそう言うよう言いつけた」

「…… "言いつけた" ?」

「やはり…、あなたは赤のバーサーカーではないのですね」

「どういうことだ?」


ジャンヌ・ダルクの確信めいた言葉に他のサーヴァントは言葉の意味を飲み込めないでいた。しかし、ジャンヌの他にもシロウ・コトミネーーー正確には天草四郎時貞もそれの正体がわかっていた。「それは、自分たちとは決して相容れぬ存在である」と。


「我がクラスはアヴェンジャー。真名をバアル・ゼブブという。以後、お見知り置きを」


美しい外見に似合わずバアルは舌舐りをするように笑う。己の心臓を握り締められたような感覚に襲われ、生物の本能的に恐怖を感じた。まさしくそれは捕食者の目である。