140字SS

2018/06/21

降谷零・図体ばかりが大きくなる

「好きになってごめんね」
そう言って泣く彼女に呆然とする。そんな台詞を言わせたかったのではない。そんな言葉が聞きたかった訳では無い。そんな顔をさせたかった訳では無い。ただ笑っていて欲しかっただけなのに。結局僕はいつまで経っても独りよがりで愛しいこの子の笑顔さえ守ることが出来ない愚か者のままなのだ。
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