140字SS
2018/06/21
降谷零・何も知らない女の科白
あの子の夢を見た。声を殺して泣くその後ろ姿を鮮明に覚えている。私は酷く臆病でその背中を見つめることしか出来なかった。最初は可愛い女の子。そのあとは快活な顔で笑う笑顔が眩しい少年。彼の周りに少しずつ人が増えていく。私はそれに安堵して目を覚ますのだ。今でもあの子の周りが優しいものであることを説に願う。
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