また今度

※少し注意








学校が終わった後お互いにオフのときは一緒に帰ろうと約束した名前をいつもの場所で携帯片手に待つ。
芸能活動をしている身だから一応はバレないようにしているけど常にマスクしてる俺に気づく人とかいないと思ってるからあまり気にしない。
メッセージのやりとりの画面に気を取られていると小さく体当たりされてHeyと小声が聞こえて顔を上げると同じようにマスクをした名前がすぐ近くにいてその姿に驚いた。
俺が驚いてることに嬉しそうに笑う名前がくるりと回って、どう?とでも言うように見せてくる。

「そこまで短いの久しぶりに見た」
「ね、私も久しぶりで切ってもらうの緊張した」
「めっちゃ可愛い」
「んふふ、ありがと」

多分何かの役で切ったんだろうけど凄く似合ってて照れたように肩をすくめる名前が可愛くてキスしたいなって思ったけどちょっとしたことで噂になるかも分からないから我慢する。

「家寄れる?」
「大丈夫だけどいいの?」
「昨日ママとお菓子作ったの。渡すだけでもいいんだけど大丈夫なら一緒に食べたいなって」
「名前とイチャイチャもしたいな」
「もうしてるけどね」
「もうちょっと近くでね」

見上げてくる名前のマスクから見えてる目が細められて期待するみたいに繋いでいた手が絡めるようなものに繋ぎ直された。



___


帰ってきたらいるはずのママがいなくて帰るのが遅くなると連絡が入っていたことに気づいたらしい。
お菓子と飲み物を持って入り慣れた部屋に入って直ぐに名前を抱きしめた。
期待してくれてるように見上げてくる名前にマスクを外さないままキスをすれば少しだけ笑った名前がマスクの凹凸を唇で挟んで下に下ろしてくれる。それが凄くえっちに思えた。

「名前がえっちだ」
「なにそれ」

暫く2人きりだと思うのと同時くらいに2人きりだねって言った名前が何にも隠されていない唇を重ねてきた。
座ってしまえば身長差なんて無くて腰に腕を回して俺からもキスをする。マスク邪魔だなって思ってたら耳から外されてキスが深くなる。
このキスを覚えてから2人きりになるのが初めてで名前の体に触りたいって思って下肢が重くなる。

肩より短くなった髪。ふわっとしてて可愛い。
細い首を隠してた髪が無くて触りやすいなって思いながら首筋に吸いつくと驚いたように名前の体が揺れた。
探るように見つめてみると長いまつ毛が震えていいよって言うみたいに伏せられる。制服のボタンが名前の手で外されていくのを手伝いながら首筋を何回も喰めばくすぐったそうに肩が揺れる。舌で触れながら耳たぶを口に含むと甘い声が漏れた。

「かわい」
「んぅ、ジェス、今日いやかも」
「え?」
「下着可愛くない」
「そういうの気にしちゃうの?」
「しちゃうよ」

ボタンが全部外されたシャツを胸のとこだけはだけないように手で押さえて見えないようにしてるから可愛いか可愛くないかの判断はつかないけど名前が着てるので似合ってなかったことなんてないんだけどな。
はだけてるシャツの中に手を入れてお腹に軽く触れるように指を滑らせれば困ったように眉を下げる名前が見上げてくる。

「ジェス」
「俺は気にしないけど、やだ?」
「……ちょっとだけね」
「んふ、うん」

名前は俺のお強請りに弱い。ママがいつ帰ってくるか分からないから最後までできると思ってないけど学校も仕事もあってこんな機会あんまりないと思うからちょっとわがままを言ってみた。
指を上に滑らせていけば渋々な感じにシャツを開けてくれて下着が晒される。可愛いか可愛くないかで言えばシンプルって感じの下着だけどそんなに気にするようなものじゃないと思う。
服で隠れていない胸は大きくて下着と一緒に持ち上げるように揉んで、その柔らかさに思わずやわらかって言葉が溢れた。恥ずかしいのか気持ちいいのか身を捩る名前の息が荒くなる。俺の手で形が変わる胸に唇を寄せて痕がつかない程度に吸いつく。

「ぁ、ん」
「おっぱい気持ちいい」
「あんまり、揉まないで」
「なんで?だめ?」
「揉まれるとおっきくなるって聞いたの」
「おっきくなるのやなの」
「ん、あんま嬉しくない」

俺たちと一緒に歌ったりするときは男装してるようなもので女の子っぽさを出さないように頑張ってるのは知ってるから胸を隠すのが大変なんだろうなって思いながら胸を揉むのをやめられないでいると逃げるように背中を向けてくる。
シャツがはだけた肩と頸、捲れて見えてる背中が色っぽくて誘われるまま頸に吸いつく。舌を伸ばして舐めれば甘い声と一緒に体が跳ねる。
背中の中心を指先でなぞるように撫でて擽る。どこもかしこも綺麗でずっと触っていたくなる。

手を下にずらして太ももを撫でたところで物音がした。2人してビクッと大袈裟に体を揺らしてしまって苦笑する。
ママが帰ってきたみたいだ。慌てはしないけど今日はここまでかなと少し残念に思いながら名前の制服を整える。胡座をかいた俺の膝に名前が乗り上げてきて深くキスされる。

「続きはまた今度ね」
「我慢できなくて襲っちゃうかも」
「んふふ、可愛い下着つけとく」
「会うたびに下着チェックしていい?」
「それはやかも」
「あはは!」

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