今日のグリーン
私の恋人、グリーンの話をします。
短いグリーン夢だと思ってご覧ください。
きままに更新。
◎イーブイになりまして12
結局原因不明で打つ手もなし、時間経過で治る希望を持って様子見という事になった。ちなみにマサキさんにも抱っこしてもらったけど、なんかこう…焦げたような匂いがしたのが未だに謎だ。
オーキド研究所を出た後、グリーンと私は朝食がまだだったこともあり、他の3人と一緒にファミレスに入った。私の席は不本意ながらグリーンの膝の上である。ご飯は人間もポケモンも食べられる期間限定アローラパンケーキセットを頼み、グリーンが甲斐甲斐しく食べさせてくれる。めちゃくちゃ美味しいから期間限定と言わず通常メニューに入れてほしいなぁ。
「こう見るとイーブイを溺愛してるイタイ男にしか見えないね」
「うっせぇよ」
「で、グリーンさんこれからどうするんですか?僕達に何か協力できることがあれば協力しますよ!」
「サンキュー!けど大丈夫だ、オレはこれからコイツ連れてジム行くし」
「今日元に戻らなかったらグリーンさんの家にお泊まりコースってコトネ!」
「だな。この姿のまま家に帰せねぇし」
「グリーン、変な気起こしちゃ駄目だよ」
「この姿で起こせる訳ないだろ」
ふむふむ。今日中に戻らなければグリーンの家に泊まる事になるのね。できることが限られてるこちらとしてはとてもありがたい申し出。ありがとうグリーン、と言葉にしたくても通じないので一度身体ごとグリーンに向き直る。
「ん?どうした?もういいのか?」
あ。グリーン口の端にクリーム付いてる!私に食べさせることに一生懸命のあまり自分のことは気付かないみたいだ。言ってもどうせ気付いてもらえないし、お礼もしたいし、クリーム食べたいし。よし!
私はグリーンの胸を支えに手をついて立ち上がると、視線を合わせ下を向いていたグリーンの口のクリームを舐めとった。…うん、やっぱりクリーム美味しい!突然、耳が大きいが故 より響く金属の落ちる音。驚いて振り向くと、グリーンが手からフォークを落としたようだ。
「…変な気、起こすかもしんねぇわ」
ボソ、と呟かれた言葉に若干の寒気と一連の行動に後悔を覚えた瞬間だった。