今日のグリーン
私の恋人、グリーンの話をします。
短いグリーン夢だと思ってご覧ください。
きままに更新。
◎ポケモンタワー行こっか。
「お前なんでコラッタなんて連れてんだよ!弱いしどこにでもいるのによー!」
「ダッセー!」
「弱くないもん!ダサくないもん!!」
子ども達のそんな会話が聞こえてきたと思ったら隣を歩いていたグリーンが動き出した。悪口を言っている子達に割とガチめのお説教をしている。
成長したなぁ、グリーンも。昔は私と私のポケモンを散々バカにしてくれたくせにさ。
とりあえず私はコラッタを抱えた子を慰めていると、お説教が完了して悪ガキを撒いたグリーンがこちらへやって来た。男の子のコラッタを見て、ほんの一瞬顔から表情が消える。屈んで目線を男の子に合わせるとニッと笑ってコラッタの頭を撫でた。
「いいコラッタだな!大事にしろよ!」
「うん!」
…あぁ。グリーンを成長させたあの仔の存在は今でも、これからも大きいんだろうね。
◎第三の選択
「ねぇグリーン。セクシーとキュート、どっちの女性がタイプ?」
「なんだよいきなり。そうだな…」
グリーンは少し考えたかと思うと、突然真剣な顔をして私の両肩を掴んだ。
「セクシーでもキュートでもなく、オレはお前が好きだ」
一瞬本気でときめいてしまった。が、よく考えるとひとつの結論に辿りつく。それを証明するように笑いを堪えるグリーン。
「つまり私はセクシーでもキュートでもないって言いたいんだな、よくわかった表出ろ」
そんな女を彼女にしたグリーンはかなりの物好きだ。
◎TPO守ってよ!!
一緒にエレベーターに乗って、他のお客さんが降りて2人きりになった途端「なぁ、」と呼び掛けられグリーンを見上げると突然重なる唇。驚いて体を引こうとしてもすかさず腰に回る腕が妨害するし、抵抗を示した手は空いていた手に絡め取られた。今度はどこの少女漫画もしくはドラマに影響されたんだ!
力で押し負けられてされるがままになっているとポーンという高めの電子音と『7階です』のアナウンス。開く扉。遅れて漸く解放され開いた扉に顔を向けると。
固まっているヒビキくん。
このタイミングでまさか知り合いに会うなんて!!
「わあああ違うのヒビキくん今のはグリーンが勝手にまたどっかの少女漫画に影響されただけであって、」
『ドアが閉まります』
焦る私、動けないヒビキくんを他所に、無慈悲にも閉まる扉。結局ヒビキくんはエレベーターに乗れなかった。
◎飴と鞭?
グリーンは凹んだ時よく私を背後から抱きしめて項垂れます。そんな時はされるがまま、手に手を重ねグリーンからポツポツと漏れる弱音に相槌を打ちます。ある程度承認欲求が満たされると顔を上げるので、もう大丈夫なんだなって合図だと思ってます。
その後結構な確率で服の裾から不埒な手が進入してくるので、手の甲を抓ってやるのがお決まりのパターン。
「いって!」
「やらしいことができるようになるのは元気が出た証拠!」
「いや逆に元気になったからヤりた いててててて!わかった!わかったから抓んのやめろ!」
これだって私なりの励まし方だよ!
◎切り札ポケモン
グリーンはああ見えて面倒見が良く、手持ちをあまり変えたがらない。幼い頃からの付き合いでもあり、ポケモンとの信頼関係は抜群なんだけど…
「ピジョット、本当にかっこよくなったね〜」
「ピジョッ(だろ?)」
「あと性格がグリーンに似てきたね〜」
「ピッ…!?(嘘…だろ!?)」
心外、みたいな顔された。
グリーン、あんたピジョットからどう思われてんのよ。
◎ヤスタカくんお疲れ様
グリーンはよくジムを抜けて何処かへ消えます。その度にグリーンを探し奔走するのがヤスタカくんです。なのでよく私の携帯にはヤスタカくんから「グリーンさんそっち行ってませんか?!」の電話が来ます。頻繁に。
だからそこに妬くのはお門違いだと思うの。
「お前なんでオレよりヤスタカと電話する回数多いんだよ!!」
「お前のせいだよ!!!」
◎嫉妬 < イーブイ
油断すると待ち受けも変えられますが携帯もチェックされます。
「なぁ。このバージルって奴誰」
「仕事で知り合ったイッシュ地方の人」
「男?」
「うん」
「歳は」
「私達より7つ上」
「仕事は」
「ポケモンレスキュー隊」
「何でこんなに連絡し合ってんだよ」
「イーブイの話で盛り上がっちゃって」
「イーブイ?」
「うん。バージルさんのポケモン全部イーブイの進化形だよ」
「………今度紹介して」
嫉妬心もイーブイには勝てなかったとみた。
◎ヒロイン気取り
男性向けの恋愛漫画ってヒロインが積極的なの多いよね。男性も女性に積極的にアプローチしてもらえるのは嬉しいのかな。
ということでグリーンに正面から抱きついてみた。サービスで胸も押し付けてみる。
「い、いきなり なんだよ…?」
「んー、なんでもない」
背中に腕を回し ぎゅーっと抱きしめる。さぁどう出るグリーン!
すると困惑しながらも腕を回して抱きしめ返してくれた。おぉ…なんだこれ照れる…!だけどすごく幸せだ。暫くこうしてようと思った矢先、耳許でグリーンの声。
「なぁ、お前さ…
今日ブラのパッド厚くね?」
殴るしかなかった。
PAD END.
◎ヒーロー気取り
グリーンはよくナナミ姉や私の部屋の少女漫画を読み漁ります。そのせいかたまに少女漫画脳です。今日は壁ドンされました。
「このグリーン様に壁ドンされた感想は?」
「うんとね、壁ドンはドヤ顔でするものじゃないと思う。トキメキに欠ける、10点」
「照れなくていいんだぜ?」
「今のでさらに8点減点」
「何でだよ!!」
◎基本小二病
アローラのポケモンで連れて帰りたいのは何?って聞いてみた。
レッド「キテルグマ」
グリーン「(アローラロコンキュワワーアブリーアブリボンアローラサンドネッコアラアローラライチュウその他可愛いポケモン)
アローラロ…ルガルガン真夜中の姿」
グリーン、アローラロコンって言いかけたな。実は可愛いポケモン好きだからなぁ。
ちなみに小学2年生くらいの男の子が「かっけぇ!」って思うポケモンはだいたいグリーンの好きなポケモンです。かっこいいの基準は小二あたりから変わらない模様。
◎油断大敵
油断してるとグリーンにやらかされることがあります。
「あああああまた携帯の待ち受け変えられた!!!」
グリーンと別れて帰宅し、携帯電話の電源ボタンを押すとそこには超キメ顔のグリーン。グリーンの前に不用意に携帯を放置しているともれなく待ち受けが変えられます。グリーンに。
「ちょっと!!また勝手に待ち受け変えたでしょ!!」
『おーおーそろそろ電話くる頃だと思ってたぜ。よく撮れてるだろ?保存しとけよ』
「誰がするか!!」
そんな私の携帯電話には【グリーン】というデータフォルダが存在する訳だけども。
◎変わらないアラーム
グリーンは朝に強い。昔からやたら早起きなグリーンにレッド共々叩き起こされてきた。母からはどんな目覚し時計よりも優秀であるとお墨付きをもらっていたっけ。
休日の朝、なぜか早く目が覚めてしまいぼんやりそんなことを思い返していると、コンコンコンとベランダの戸を叩く音。あ、やっぱり来た。
カーテンを開けるとガラス越しにはやはり優秀な目覚まし係。戸を引くとと開口一番にお決まりの挨拶。
「ボンジュール、寝坊助!!」
あぁ今日も1日が始まるんだなって思える。
◎成長の具合
グリーンはレッドに身長を越されたことをすごく悔しがっています。身長どころか身体つきも男らしいレッドに嫉妬しているようですが、表面的には
「オレのセールスポイントはモデル顔負けのスタイルの良さ」
とか言ってます。レッドに追いつけ追い越せと鬼のようにプロテイン飲んでる奴が何言ってんだろ。
ちなみに昔からレッドに「どっちが先にワタルの身長を越すか競争な!」と言っていましたが、レッドでさえワタルさんの身長には届いてないし、恐らくワタルさんは越えられないと思う。
◎暑い日
やきもち焼きのグリーンは私が♂ポケモンといちゃいちゃするのさえ目の敵にしますが、今日みたいな暑い日は私の愛するラプラス(♂)を勝手にボールから出してへばりついています。ひんやり気持ち良いんだそうです。自分の手持ちに氷タイプいないからって(ギャラドスにへばりつこうものなら振り落とされるらしい)。
「あ゛ー…きもちーーー…」
「あのさグリーン。ラプラス困ってる」
◎続・ファーストキス
「レッド!過去30回以上もグリーンの犯行(私が寝てる間にちゅー)見てたのにどうして私に教えてくれなかったの!!」
「・・・ ・・・ ・・・!▼」
「突然主人公モードになるのやめて!」
「あっ わかった!口止料もらってたってコトネ!」
「…そうなのレッド?何を貰ったの、正直に吐け」
「…1回につきハイパーボール1個。付き合う直前あたりはマスターボール1個」
「ホントにずっと黙ってたんですね」
「よしレッド。歯ァ食いしばれ」
グリーンよりレッドを先に殴ることにした。私の幼馴染は2人揃ってとんでもない!