ポケネタ!
しょうもないネタ達。グリーン以外の短い夢、はじめました。
2017/11/12
「やっぱり素敵な男性は早く売れちゃうんだね…」
「その原理が正しいなら俺が未だ独り身なのおかしいだろ」
「あーハイハイ言ってろ」
デンジの俺イケメン発言はスルーして溜息を吐く。そうだよね、一般的な感覚とさほどズレがない私が素敵だと思ったなら、きっと大多数の女性からしても素敵な男性だったはず。出会うのがもっと早かったら…なんて考えたところで意味がないのも知ってる。
もう一度溜息を製造しそうになった私の頬を、急にデンジが両手でむにっと挟み込んできた。両サイドから押し潰された私の顔は間違いなく酷いものになってるはず。
「ひょ、なにふんの!」
「うわ、すげぇブス」
吹き出しながら押さえつけるデンジにお前のせいだよ!と突き出された唇から反論しようとしたところで、デンジの顔が近付いてきて、私の吐息を飲み込んだ。出っ張った唇の、一番突出した部分に押し付けられたデンジの唇。
「…こんなブスにも喜んでキスしてくれる男を探すんだな」
解放したと思ったらこちらに背を向けてスタスタ歩き去ってしまった。
………え。
今アンタがしたのは何なのよ。
***
4.頬を挟み込まれながら
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