ギアッチョと雪遊び


◇イタリアーノとジャポネーゼ。

「おー、すっごい雪積もってる!」

「どうりで寒ぃわけだぜ…」

「ギアッチョもやっぱ寒いんだ?」

「あ?当たり前だろ。人をなんだと思ってやがんだテメーはよォ〜」

「いやいやいや、ほら。ギアッチョの幽波紋は温度を下げるでしょ。だから寒さには強いのかなと思っただけだよ!他意はないです!」

「…あれはオレ自身幽波紋を身に纏ってる状態になるから寒くはねーんだよ。意図的に身体を冷やそうと思えば別だがなァ」

「あー、なるほど。じゃあ実際のとこ、寒いのは苦手?」

「…暑ぃのよかマシだ」

「あはは、そっかそっか。…せっかくだから何か作ろうかなぁ」

「オイオイ、雪だるまでも作ろうってんじゃあねーだろうなァ?ガキじゃあるめーし」

「流石に雪だるまは一人じゃ無理だから…雪兎とか」

「ユキウサギィ?…なんだそりゃあ?」

「んーとね、ちょっと待ってて。すぐできるから」

「(こいつ、オレを待たせるたぁいい度胸じゃねーか…クソッ!)」

「はい。これが雪兎です。葉っぱが耳で、これがおめめ。簡単でかわいいでしょ」

「…幼児レベル」

「ひどいっ!結構きれいな形にできたと思ったのに…」

「ウサギっつーんならよォ、…こうだろ」

「うわ、めっちゃリアルな氷像!幽波紋使うなんてずるい気もするけど…でもすごい!」

「ハッ!その気になりゃあ人間の氷像だって作れるぜ」

「あははっ!すごーい!じゃあ我らがリーダーの氷像作ってみてよ!」


10分後、アジトの前でリアルな自分の氷像を発見したリゾットは戦慄した。
(悪気はない)




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