メローネに目をつけられた


「キミ、健康状態は良好ですか?」

「え、…わ、わたしですか?」

「そう、キミだ。キミに質問をしている。健康状態は良好かい?」

「(保険の人かな…)えっと、りょ、良好です」

「ベネ!酒やタバコ、薬なんかはやっているかな?」

「やってません!お酒はお付き合い程度で飲むことはありますけど…!(うわぁあ、めちゃくちゃグイグイ来る…っ!)」


「ふむ、なるほどなるほど…。あとは血液型、生年月日を教えてもらえるかな」

「いえ、あの、わたし急いでますので失礼させて頂きます!」

「そんなツレないことを言わないでくれ。これはとても重要な質問なんだ」

「近い近い近い!ああ、お手洗い!お手洗いに行きたいんですわたし!お願いですから勘弁してください!」

「お手洗い…ああ、構わないよ」

「(良かった!)じゃ、じゃあ失礼しますね…」

「待ってくれ。オレが『構わない』と言ったのは、ここで済ませて構わない、ということなんだ」

「はいッ?!」

「排泄物からは色々な情報が分かるからなァ。丁度いいタイミングだ」

「いやぁあっ!助けてください、おまわりさーんッ!」


どう足掻いても詰んでる。




- 46/68 -

前ページ/次ページ


一覧へ

トップページへ