リーダーとお薬の時間
「薬物耐性…ですか」
「ああ。本格的な単独任務をさせる前に、念のためだ。いくつかの耐性はつけておいた方がいいだろう。何か既に身につけているものはあるか?」
「いえ、今のところそういった経験がないもので…特にありません」
「…そうか。では少しずつ始めよう。まずは何からいくか」
「何か出た…!ちょ、なんですかその箱!ビンがぎっちり並んでますけど、まさかそれ全部毒とかそういう類のものですか…?!」
「いや、全てが毒薬というわけではないぞ。自白剤やアルコールなんかも入っている」
「(暗殺者のお薬箱こぇえーーー!!)」
「そうだな。まずはよく使われるものからいくか」
「えっと、あんまり聞きたかないんですが、ちなみにそれは…?」
「自白剤だ。これを数回に分けて投与していくことで、徐々に耐性をつけさせる」
「インフルエンザの予防接種みたいな感じですね」
「ん…まぁ、似たようなものだろう」
「…分かりました。わたしも暗殺者の端くれ。腹を括ります。リーダー、その注射器貸してください」
「なんだ、自分でやるつもりか?別に構わねぇが、打ちにくいだろう」
「誰かがやるよりか自分でやる方が覚悟決まるので。…えいや!〜〜〜…っ!!」
「…勇ましいのは結構なことだが、せめて刺す前に消毒くらいしろ」
「あ、」
「それに、刺すところが大雑把…というより適当すぎる。お前はもっと冷静に行動すべきだな」
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