バースディでしたね、お頭
◇名前変換なし。キッド船長のお誕生日、だった。
「お頭、バースディ!」
「おい、ハッピーは何処行きやがった」
「青い空飛ぶ猫のことですか?」
「他雑誌の話はやめろ!」
「本当は、他ならぬお頭の誕生日です。盛大に祝いたいです」
「そこにある大量の酒は」
「あ、夜の宴用です。お頭の好きそうなのばっかり皆で集めました」
「充分盛大だと思うが?」
「…そうですね、でも…」
「…なんだよ」
「プレゼント、用意できなかったんです」
「はぁ?」
「この前降りた島では色々バタバタして…お酒集めるだけで精一杯だったんです」
「お前なぁ、俺はガキじゃねーんだぞ」
「こんな子供いやです」
「てめ…っ、…はぁ、そもそも俺ァ自分のたんじょーびとかどうでもいいんだ。それをてめーらが頼んでもねえのに祝ってくれるってんなら、それ以上のことは必要ねえんだよ」
「お頭…!」
「祝ってくれんだろ、お前もよ」
「…もちろん。もちろんです、お頭っ」
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