形兆くんと恋人っぽいことがしたい
◇形兆生存ルート。
「形兆くん、あーん」
「…なんのマネだ、なまえ」
「えー、ノリ悪いよ形兆くん。この間さ、弟くんの友達の…ほら、ちょっと背が低い子いるじゃない」
「広瀬 康一か」
「ああ、そうそう。その広瀬くんがね、彼女らしき人と『あーん』してるの見ちゃったんだよ!すっごい恋人っぽかったんだ〜!」
「そうかよ」
「ああいうの羨ましい!羨ましい羨ましい羨ましいんだよーう!」
「うるせえ!メシの時に騒ぐんじゃあねえ」
「ご、ごめん…感情が高ぶっちゃってつい…。んー、だからね?わたしも形兆くんとそーいうことしたいなぁって思ったの…」
「チッ」
「(舌打ち!最早怒鳴りすらしない!)」
「…ほらよ」
「え、…え?」
「早くしろ、腕が疲れるだろうが」
「(ええええええ!?)い、いただきます…(ええええええ?!)」ぱくっ
「(億泰がガキの頃を思い出すぜ…)」
自分が食べるのは嫌だけど差し出すのは許容してくれる形兆兄貴とかいいなって。
子供の頃はお兄ちゃんの食べてるものを羨ましがる億泰くんに一口分け与えていたらいいなって。
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