承太郎の妹は涼みたい


◇名前変換なし。


「お兄ちゃん…今日、お兄ちゃんの部屋に泊まっていい?」

「いいわけねえだろ。何言ってんだお前」

「だって今日暑いんだもん!お兄ちゃんの部屋、もう扇風機出してあるってわたし知ってるんだからね!」

「『だって』の使い方おかしいだろ。お前も出しゃあいいだろ、扇風機。つかエアコンあんだろうが。文明の利器を活用しろ」

「ええー、まだエアコン使うには早いよ。なんか負けた気になる」

「既に負けてんじゃねえか、暑さに」

「ね〜、お願いだよぉ…。わたしの扇風機、外の倉庫にしまっちゃってるんだよ…もう外暗いよー…」

「…はぁー…仕方ねえな」

「お?」

「おれが取りに行ってやるから待ってろ」

「え、もう夜だし流石に悪いよ。明日には自分で出すからさ…」

「夜に突然人の部屋に押しかける方がどうかしてるだろ。いいから自分の部屋で待っとけ」

「うわー、お兄ちゃんありがとう!お礼に明日、帰りにガリゴリ君買って来ちゃう!」

「もうちっと奮発しろ」




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