プロシュートと休日の早朝


◇平和時空。エロくはないけどそういう表現があります。


セットしていたアラームよりも先に目が覚めた。
だがまだ空は薄暗く、休日の活動を始めるのには随分と早い時間だと思われる。
時計を見るのが面倒で、正確な時間は分からねぇが。

二度寝を決め込み寝返りをうてば、穏やかな寝息をたてるなまえの寝顔とご対面だ。

安心しきって眠っているその顔は化粧もなにもなく、普段より随分幼く見える。

肩まですっぽりと布団に包まっているが、丸めた両手の指が少しだけ覗いている。
胎児のように丸まって眠るのが、こいつの癖だ。
昨日の夜のことなんかを考えると、そのギャップに思わず笑いが漏れちまう。

布団の中で適当に彼女へ手を伸ばせば、温かい素肌に触れた感触。
なまえは眠る前、寝間着に着替えていたはずだ。
するりと手のひらを滑らせてみれば、そこは短パンから伸びた太ももの辺りだと分かった。

もっちりとした触感と滑らかな肌が心地良く、何度か同じ場所を撫でる。
そして、ぴったりと合わせられた太ももの間に指が触れ、ふと悪戯心がわき上がった。

太ももと太ももの間に手を突っ込んでみると、そこはとても温かく、柔らかい。
…まるで、なまえのナカがオレの手に吸い付いているような感覚。

「…んん…っ」

色々な意味でヤバいと思った瞬間、なまえの太ももの筋肉がびくりと動いた。

起こしちまったかと焦りながらとりあえず手をそこから引っこ抜くと、やはりなまえはうっすらと目を開けていた。
今にも瞼がくっつきそうなあたり、まだ相当眠いようだが…。

「…悪いな、起こしちまったか。だがまだ眠ってていい時間だぜ」

そっと髪を撫でてやれば、なまえはくすぐったそうに少し身じろぎをする。

「…だって…プロシュートの触りかた、えっちぃんだもん…」

既に瞼は閉じていて、口調も随分舌っ足らずだ。
…が、それがまた逆にいいと思っちまうもんだから、オレもまぁ大概ってこった。

オレの胸へすり寄るように近付いたなまえの頭を抱えるように包み込み、今度は二人して丸まって眠る。
胸にかかる息がちっとばかしくすぐってぇが、なまえの香りがすぐ近くにあるんだから、そんなこたぁ些細なことだ。




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