アバッキオが気になる


「…おい、なに人の手紙覗き見ようとしてんだ。このスケベ」

「なっ!?べ、別に覗き見なんてしないし!ただちょっと…気になっただけで…」

「お前それほとんど自白してんじゃあねーか」

「違うってば!手紙の内容を盗み読みしようとかじゃなくて!…そうじゃなくて、アバッキオの反応が、どんなかなって…」

「なんだそりゃ。…で、結局なんか分かったのか?オレのカオを見てよォ」

「…全然わかんない。アバッキオ表情筋死んでるんじゃ…いひゃいいひゃい!」

「おーおー、言うだけあってオメーの顔面はやわらけぇなぁ、なまえ」

「それ筋肉関係ないしッ!うぅ…これでほっぺがたるんだらアバッキオのせいだ…!」

「ただの礼文だよ」

「え?」

「この手紙を持ってきたあの娘の母親からだ。偶然だが、結果的にオレがその母親の命の恩人ってやつになってるらしい」

「へぇ…!すごいね、アバッキオ!知らず知らずに人助けしてたなんて…なんかかっこいいなぁ」

「ま、お前が気にするような内容じゃあねぇってこった。良かったな」

「うん、良かった…って!べっ、別に!アバッキオが誰からどんな手紙貰ったってわたしは!そんな、別に…っ!」



「あの二人、鬱陶しいからいっそのこと早くくっついてくれないもんかな」

「アバッキオは好きなコをいじめたいタイプのようだからなぁ。まぁ見守ってやろうじゃないか、フーゴ」

「はぁ…そう言うブチャラティも、実は結構楽しんでいるんでしょ。どうせ」

「ふっ、そうかもしれないな」



楽しそうに笑っちゃってまぁ…。



企画にてご応募頂きました台詞を使わせて頂きました。




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