テスト前の仗助くん


◇なまえさんは社会人。


「えーっとぉ〜、範囲がこっからここまで…って、範囲広すぎだろ…」

「仗助くん、こんにちは。…おっ、勉強?」

「あ、なまえさん!こんちはです。…いや〜、もうすぐテストなんで一応悪あがきしとこーかな〜って」

「そっかぁ、テストの時期なんだね。わたしも高校の頃なんかテスト前に慌てて勉強したもんだよ〜」

「へぇ、なまえさんはテスト前でもいつもどおりっつーか、悠然と構えてるってイメージでした」

「あはは、全然そんなことないよ。今高校の勉強教えてって言われても教えられないだろうし」

「…そいつは残念」

「え?」

「いえいえ、こっちの話っス」

「そう?…あ、学生の時にわたしがいい点取れた方法、試してみる?」

「え、なんスかそれ。ちょー気になります」

「まぁ大したことじゃあないんだけれどね。目標点を決めて、超えたら自分にご褒美するの」

「ご褒美…」

「うん。わたしは、85点以上だったらちょっといいケーキ屋さんのケーキを買うとか、新しい本を買うとかってしてたなぁ」

「…じゃあなまえさん、おれが90点以上とれたらご褒美、くれないっスか?」

「90点!なかなか高ハードルだね。…うん、いいよ。頑張る仗助くんのために一肌脱ぎましょう」

「グレート!よっしゃあ、俄然やる気が出てきたぜッ!」

「って、あんまり高い物とか無理難題は困っちゃうんだけれど、それでも良ければ」

「もちろん、そこんとこは応相談ってことで!おれ、頑張りますから再来週の日曜、空けといてくださいよ!」

「う、うん、頑張って!(お出かけすること前提なんだ)」

「(よぉおっし!90点とったらなまえさんとデート!仗助くんはやればできる子っスよ〜!)」




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