空条くんに軟禁されています
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空条くんに迫られるの続き。更に拗らせてる。
こんにちは。みょうじ なまえです。
わたしは今、軟禁されています。日数でいうと3日目になります。
犯人は空条くん。
わたしのことが好きなのだそうで、特に暴行なんかは受けていません。至って無傷です。
食事も3食食べられるし、お水も好きに飲めます。お風呂もおトイレも特に制限はありません。
なんならその日の授業を要点だけまとめて教えてくれるというありがたいサービス付きです。
不自由なことといえば、外に出られないことと、衣類くらいです。
1日目は流石に静かにしていましたが、2日目には色々と調べてみました。
ドラマで見たように全ての部屋を周り、どこにも窓がないことを突き止めました。どうやらここは地下のようです。
ただ、丁寧にもデジタル時計が置いてあって、どれだけの時間・日数が過ぎたのかは分かります。
故に生活リズムは健全に保てています。
次に、換気扇など上に繋がっているダクトを調べてみようと思いましたが、わたしの身長とここにあるものでは天井の高さに勝てず…。断念。
空条くんが出入りするドアがありますが、内側からも外側からも、鍵がないと開かない仕組みになっているようです。
非凡なわたしでは空条くんから鍵を奪い取るだとかかすめ取るだとかそんなことは到底できるはずもなく…。
そこで、わたしは策を考えました。
3日目である今日、学校へ向かう空条くんにひとつお願いをしたのです。
「空条くん、あの…ひとつお願いさせて頂いてもよろしいでしょうか」
「なんだ?なまえのためだ。できる限り叶えてやるぜ」
「非常に言いにくいんですが…ブラジャーが欲しいんです。お、男の子の空条くんには分からないかもしれないですが、アレがないと胸が痛いんです…」
女物の衣類は、わたしがここに連れて来られた日に身につけていたものだけ。
2日目からは、仕方なく空条くんの服を借りています。
ズボンはいくら捲っても丈が合わず、裾を踏んづけて転ぶという間抜けな図になってしまい、結局シャツ一枚の状態。
手洗いしても乾くまではパンツも穿けないという羞恥プレイなわけだけど、それでも空条くんが無理矢理…ということはない。
少し軸がブレてしまっているけれど、空条くんは本当にわたしを大事に扱ってくれている。と、思う。
だってそうでもなきゃあ、はぐらかすために始めた交換日記を律儀に3ヶ月もやらないでしょう。
…と、いうわけで。その空条くんの純愛(?)さに賭け、わたしは恥じらいながらもこの『お願い』をしてみたわけである。
物理的に胸が痛いのは本当なんだけど、わたしの目的はずばり、ワイヤーである。
ブラに入っているワイヤーを使えば、空条くんが学校へ行っている数時間でピッキングを試みられるのでは?という算段。
さぁて、空条くんはどんなのを買ってくるのだろう。
あんまり際どいのは困るけど、彼の趣味がどんなものか。気にはなるのよね、その辺。
「サイズだとかそーいうのがまるっきり分からなかったんでな。…これだったらたいていはなんとかなると聞いたんだが」
「聞いた?!店員さんに聞いたの!?…空条くん、流石メンタル強〜い…」
「それで少しはマシになるか?」
「う…うん…、アリガトウ…」
ブラトップか〜〜〜!
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