男装少女と承太郎
◇名前変換なし。
「ねぇ、承太郎。ひとつ聞いてもいいかな?」
「なんだ」
「宿でさ、だいたいいつも同じ部屋になってくれるだろ。その…もしかしておれのこと、みんなにバレないようにしてくれてるのかなー、と思ったんだけど…そういう意図ってあったりする?」
「…まぁ、それもなくはねぇ」
「ああ〜、やっぱりか〜〜。ごめんね、本当…余計な気遣わせちゃって…」
「おれは『それも』と言ったはずだぜ。それだけが理由じゃあねぇよ」
「え、…他になにかあるの?理由…」
「色々だ。メンバーのパワーバランスや幽波紋の相性、とかな」
「ああ、なるほど。確かに遠距離型と近距離型はバランス良く振り分けた方がいいもんね。そっかそっか、そういう理由もあるなら少し気が軽いよ」
「だが、お前もおれの前だからって気を抜くなよ。…おれも男なんだからよ」
「あはは、今はおれも男だよ。旅の最中は気を抜いたりしない!」
「(分かってねぇな、こいつは…)」
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