memo

さらにつぶやき



2026/06/28

予定していたよりも仕事が早く終わり帰宅すると、ソファに座りスマホを見てる勝己の顔がニヤけているのに気付き、誰かから面白いメッセージも来たのか?まさかそっち系の動画を見てニヤけてる?と個性上、気配を消せば勝己ですら気付かないからそっと近付いて画面を覗こうとした瞬間、ガタンッと音が響き、目が合う。

あっバレた。「おまっ、いつの間に」珍しく驚き焦っているから「さてはお色気動画を見てたな〜」なんて揶揄いながら隠されたスマホの方へ顔を近づけたら掌で顔面を抑えられる。
「ちげぇわ」「じゃあなに見てたの?」「……」純粋に気になって質問しても気まずそうな顔を背けるだけ。これはもしかして「本当にえっ」「違ェ」言葉を遮ってまで否定されるから教えてくれてもいいじゃん〜って拗ねた顔をしてみたら、後頭部を掴まれ思いっきり唇を合わせてきた。

「なんか誤魔化そうとしてない!?」「べつに」「怪しい!」頑なに教えてくれないから段々怪しくなってきて、最初は軽い気持ちで気になっていたのが本気になってきちゃって、浮気とかじゃないよね?ないないって自問自答してたら向こうも感じ取ったのか「変な事考えてンじゃねぇ」と眉間に寄ったシワにデコピンされるが、勝己に限って絶対ないと思っても、そんな優しい声色で言われたらまた怪しく思えてきちゃう。

とりあえず納得した体でソファに座ると、さっきまで頑なに見せなかったスマホ画面をこちらに見せてきた。「ン」「……なにこれ」「テメーの間抜け面」勝己が見てたのはご飯を食べてる私の写真で。「これ見てニヤニヤしてたの!?」ニヤニヤというかバカにしてたやつじゃん!って色々考えてた自分が恥ずかしくなってたら「かわいーだろ」なんて言われる。

「さっき間抜け面って言いましたよね。この顔、酷いです」「可愛いンだよ」って額をコツンとしてくるから、勝己が言うなら酷い顔も可愛い顔に見えてきた。

爆豪勝己