あれからちゃんメグは私によく抱き着いては、人目も憚らずちゅーしてくるようになった。悟と傑は青筋を立て、硝子は呆れた顔で私を見る。パパ黒に至ってはニヤニヤしながら「こりゃ恵がデカくなったら3Pだな。」と言い出す始末。パパ黒ならやりかねん。いや絶対やる気だ…!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!!そして愛しのマイエンジェルメグエルはと言うと、
「理玖姉ちゃん、どこ行くの。」
「理玖姉ちゃん、」
「理玖姉ちゃん、俺も一緒に寝たい。」
「理玖姉ちゃん、俺と結婚して。」
「理玖姉ちゃん大好き。俺の理玖姉ちゃん。」
えんだあああああああいやああああああああ!!!
「やはりエデンはマイエンジェルの元に…ぐはっ、」
私はその度に吐血している。ちゃんメグは初めこそ私を心配したものの、それが毎度の事で、しかも自分の言動で起きている事だと知って容赦がなくなった。吐血して私の口元に着いた血を舐めとった日には私はもう一生マイエンジェルを離さないと誓った。
「理玖姉ちゃんの血、なんか甘い。」
「あ、もう好き。私一生恵きゅんの為に生きるね。うん、私は愛の奴隷になる。」
「ホント?俺と結婚してくれる?」
「うん、結婚する。」
「おい理玖!!!俺との結婚は!?」
「私と結婚するんだろう!?」
「待てよ、俺との結婚が先だろ。」
「ぐへへ…、エデンはマイエンジェルの元にあったのだ…私はエデンの果実を見つけたのだ…、ふへへへ、」
「硝子、理玖が壊れた!!」
「いや、多分元から。」
それから数日後、私は京都に来ていた。楽巌寺のおじじに呼び出されたからだ。
「久し振りじゃの。まあ楽にせい。」
「失礼します。」
「早速本題じゃ。呪術連上層部から、廻神理玖、お主に特級呪物「両面宿儺」の回収を命じる。」
「…は?」
「現在高専で保有しているのは3本。うち1本は、お主も以前任務で回収したな。」
「ええ。」
「宿儺の指は天元様の結界の元、東京校で保管、管理。その回収役として廻神理玖、お主には今後も活躍してもらいたい。」
「…別にいいですけど、なんで急にそんな話になったのか教えてくれませんか?」
「お主の存在と術式のせいじゃ。お主以外にその術式を知る者も扱える者もおらん。そして他人の呪力、術式を奪うことも、他人の記憶に干渉することも、他にできる者はそうおらんじゃろう。特別な力を持つお主だからこそ、宿儺の回収に向いておると上は判断した。励むがよい。話は以上じゃ。」
「…まあ、納得した事にしておきます。神仏関係と宿儺関係は、全部私に一任して貰えると言うことでかまいませんね。」
「うむ。」
「その言葉、お忘れなく。上層部のお爺様方にもお伝えください。それじゃ。」
それから京都校で教師をしている歌姫と再会して、一緒にご飯を食べに行った。歌姫は私が上層部によく思われていないことを知っている。
「大丈夫なの?特級呪物の回収なんて、理玖ひとりにさせなくてもあのバカもいるでしょ?」
「どうも私を何とかして処理したいみたいですよ。宿儺関連で何か問題が起きたら、即私のせいで死刑!なんてくだらないこと考えてるんだと思います。ま、別にいいですけど。」
「良くないわよ!死なれちゃ困るんだから!」
「歌姫先輩〜!ありがとうございます!」
「いい?なんかあったらすぐ相談しなさい?出来る限り力を貸すから!」
「ふふ、味方でいてくれるだけで心強いですよ!」
「可愛い後輩の為に一肌も二肌も脱いであげるわよ。」
「やだ、歌姫先輩のえっち!」
「そういう意味じゃない!!」
歌姫との食事を終えて、日帰りで東京に戻った。京都のお土産を皆に配って、お子ちゃまズと大きいお子ちゃまズにご飯を作って皆で食卓を囲んだ。ミミナナとつみっきーとお風呂に入って、ミミナナに挟まれてベッドに入る。
「美々子ちゃん、菜々子ちゃん、おやすみなさい。いい夢見ますように。」
「理玖様、美々子おやすみなさい。」
「理玖様、菜々子もおやすみなさい。」
瞼を閉じる。ピコンと音がした。そして視界に、
【第3章 バチバチの高専生 をクリアしました。】
来た…!もしかして今日の宿儺担当に任命されるまでが高専生編だったってこと?!
【第4章 デレデレの超先生 をプレイしますか?】
【1.はい 2.いいえ】
デレデレの超先生ってことは、私は予定通り高専で教師を…?そんなの1番に決まってんじゃん!!!
【1.はい を選択しました。】
視界が真っ白になった。来た来た、アニムスのロード画面。視界が晴れると同時に、私は手に何かを持っているのに気付いた。これは…、
「乙骨憂太…、」
おっこちゅについて書かれた報告書だった。私の目の前には悟と傑が座っていた。悟は目元に包帯を巻いている。そして乙骨憂太についての報告書。間違いなく今は…0巻だ。
『記録――2016年11月東京
同級生による執拗な嫌がらせが誘因となり、首謀者含む4名の男子生徒が重傷を負う。』
「どう思う?上は完全秘匿での死刑執行を望んでる。あり得ないでしょ?」
「本人はなんて?」
「それが本人も了承してるらしいよ〜。」
「悟、傑、この件、私に任せてもらってもいいかな?」
「理玖に?けど理玖は宿儺関連で忙しいでしょ?」
「私、乙骨憂太君とお友達なの。」
「「!」」
「悟、すぐに彼を呪術高専で預かるって伝えてくれる?」
「いいけど、上に関係性は伏せておこうか?」
「いいや、大丈夫。全責任は私が負うから。それじゃあ、この話はおしまい!他に何か報告ある?」
「いや、僕からはこのくらいかな。」
「そうそう、津美紀ちゃんから今日の夕飯の買い物何があるかって聞くように言われていたんだ。」
「おっけー、津美紀ちゃんに連絡しておくね!」
私達はミーティング中だったらしい。おっこちゅについて書かれた報告書を読んでいるフリをしながら、経験したことになっている記憶を確認すると、私達は3人とも高専を卒業後教師になっていた。硝子も無事に校医として働いている。そしてナナミンは呪術師を続けていた。灰原も生きている。パパ黒も未だにギャンブルをしながら体術担当の教師として高専に在籍中だ。ミミナナも現在高専の1年生。真希、パンダ、棘ピーと同期だ。そしてつみっきーは高専とは別の高校に通いながら、私が不在の時などに代わりに皆にご飯を作ったり、世話を手伝ってくれているらしい。いい子じゃん…。あとは伊地知も補助監督として在籍、猪野君もいる。歌姫は変わらず京都校にいるな。冥さんは時折食事をしているみたいだけど、まだ憂憂には会った事ないらしい。真依は京都校に通ってるって真希に聞いた。チョロ哉も高専時代は全然見かけなかったけど、禪院家にまだいるらしい。そして真希真依は原作の時よりまともになった(と言っても謎の私推しを続けているらしい)禪院家と、それなりに上手くやっているみたいだ。よかった。のりぴーも加茂家を継ぐために頑張っている様子。お、ゆじたんとはあれから何回か会ってるみたい。マイエンジェルメグエルも私以外の人間に対してスーパードラァイに育っているらしい。はえぇ可愛いかよ。それにしても私大事なこと忘れてたよね…。里香ちゃんの存在。里香ちゃんの事を助ける選択をしなかった。おっこちゅが高専に通うの楽しみだな〜って暢気に考えてた。また救えたかもしれない命を救えてなかった…。
「はぁ…、」
「理玖?」
「あ、ごめん、ここんところ休みなしだったからちょっと疲れちゃった。」
「大丈夫かい?少し休んだら?」
「うん、そうしようかな。1時間くらい横になるね。」
「了解。理玖、おやすみ。」
「おやすみ、理玖。」
悟と傑が私にキスをした。相変わらず私は皆とおせっせをしているらしい。そして今の私の服装はというと、悟と同じ色のチャイナスカートのようなものを着ていた。そして胸元は大きくハート形に空いている。おぉ…ぱいぱいが…溢れんばかりのぱいぱいが…!しかもサイドスリットというよりも紐で布と布を繋いである感じのやつじゃん!!えちえちなやつじゃん!!そして生足!いや私足綺麗やな!?ていうかチャイナ服にハイヒール履いてんの!?これ近接大丈夫!?ヒール折れない!?待って!?これパンツ何穿いてんの!?まさかTなおパンツ!?えぇ!?ヤバいじゃん!!!右足の太ももには十手を差し込むためのベルトを巻いている。いや…これ誰かの性癖歪めてそうだな…お子ちゃまズの目に毒だったのでは?!マイエンジェルメグエルは無事かっ!?!?そして大天使トゲエルも無事かっ!?ん…?あれ?なんか背中も開いてない?!うおわああ!背中もがばっと開いてるじゃん!!待ってこれ、完全にえっちなコスプレチャイナ服で検索した時に出て来そうなやつじゃん!!!えぇぇええこれ私の仕事着なのおおおおお?!?!?!こんなの…こんなのって…!!!おせっせ不可避じゃんありがとやあああああああああす!!
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呪術キャラのチャイナ服verを見てついチャイナ服にしてしまいした…。
服装がいまいち分かりにくいかもしれません…分からなかった方は「セクシーチャイナドレス」で検索検索ぅ!