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「ヒノちゃん、今日反応良すぎない?処女相手にしてる気分になってくんだけど」
「…っ、ァ゛、ぐゥ…ッ、」
「さえない顔してると思ったけど、案外いいじゃん。その反抗的な目つき萌えるわー」


罅割れたかのように痛む喉が、ひくっと震える。
涙で強張った頬を動かした。

『俺は、岩本じゃない』

さっきから、…いや、この行為が始まる前から、何度も何度も俺はそう言っている。
けど、誰も信じてくれはしなかった。
抵抗すれば頬を強く叩かれ、腹を蹴られる。
涙を流せば鼻で笑われ、余計に行為を激しくさせられた。


「…、たす、け…」
「リクに媚びた目向けて、誘ってんなよ。まだ足りないの?」


体育倉庫の中。
俺を犯して楽しむ奴らの向こう、跳び箱に腰かけ、綺麗な顔になんの感情もないままこっちを見下ろしている男に伸ばした手を、そのすぐ傍にいた人間に一蹴される。

…”俺の身体”で、奴は笑う。

昨日まで俺たちの玩具だった、岩本樋乃。
何が起こった。なんで俺がこうなってる。おかしい。こんなのおかしい。
どうやって俺の身体を奪った。ふざけんな。返せ。俺の身体を今すぐ返せ…!!


「アンアン喘いでマジきもいんだけど。リクもそう思わない?」


リクに身体を寄せて笑う姿に、怒りがこみ上げる。


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