涙や精液でぐちゃぐちゃになった今のこの状況では泣く俺を笑うものはいても、助けてくれるものなどない。
ただ喘いで感じて泣いていると誤解されて終わるだけだ。
中出しされた精液をさらに肚の中でかき回され、ジュブジュブ鳴る音に耳を塞ぎたくなる。
「リク、こんなとこにいてもつまんないし、どっか遊びに行かない?」
「…っ、゛、ま゛、」
待て、と止めようとした身体は打ち付けられる腰によって揺さぶられていて、声にならない。
抵抗しようと殴りかかった手を容易に掴まれ、頬を打たれた。
…岩本がリクに元々想いを寄せているのは知っていた。
にこにこして媚びた顔でリクに近づき、アピールしている様子は有名だったから。
リク本人は気づいてないけど、だからこそ俺たちはその想いを利用してコイツを遊び道具にしていたのだ。輪姦されて泣くコイツの姿が惨めで、滑稽で面白くて。
…なのに、
「ッ、ふざけんな、ふざけ…っ、」
「死ぬまで可愛がってもらえよ。こっちも楽しむから」
”僕の身体で頑張って”と俺の顔にやけに見覚えのある笑顔を浮かべてリクに腕を絡める岩本に、もう戻る気はないのだと絶望した。