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ぬるぬると濡れたゴムを纏った指がクチュ、とナカに入ったり、外に出されたりする。

グニュウ・・・



「は…っ、…ぁ、や、…ッ、」


思考を放棄して、その刺激に身を委ねようとする


…と、


バチン!!


「っ、ひぃ゛…っ、?!!」

「答えろ」


温情なんて一切感じられない声音と痛み。
叩かれる度にちんこがびくっとなって、肛門の穴がまたぎゅうと締まる。
刑務官に尋問される囚人のようなこの状況に、うう、と涙を飲みこんだ。

”ココも一人で弄ったりしてんの?”


耳に残る野良の声。

楽しんでいる声じゃない。
本当にそれをしているかってこと自体に興味があるから聞いてるわけでもない。

…ただ、俺が恥ずかしがって、泣けばいい。

それだけを目的とした聞き方で、

俯く。
唇をぎゅっと噛んで、目を強く閉じる。

答えなければいけないとわかっていても、それでも躊躇ってしまう。

そして、ゆっくりと唇を開いた。


「…して、る…」


絞り出すようにして零れた言葉。
じわりと温度が上昇する頬と、熱くなる瞼。

…へぇ、と後ろから聞こえる低めの声と嘲笑にひくんっと肩が跳ねる。


「つい最近まで僕に挿れるとか言ってたくせに、既に受け入れる準備万端じゃん」

「…っ、ぅ…」


顔がかあっと燃えるような恥ずかしさに身を悶えさせた。

野良に『解しておけ』とは言われたけど、…本当にするとは思ってなかったらしい。

こんなタイミングでばれるなんて思ってなかったから、余計に込み上げるような羞恥に塗れて涙が滲む。


「佐藤って本当変態だよな。男に挿れられたいなんて」

「…っ、は、ぁ…ッ、んぁ゛っ?!」


三本に増えた指が雑にナカに挿入されて、ぐちゃ、と孔を拡げるように縦に伸ばされる。

…空気が孔の中にふわっと入ってくる感触に、


「――っ、ぁ、」


頭の中で、今…後孔がどうされているのかを想像して、これ以上ないほどに赤くなった。

…三本の指で拡張され、肛門の内壁が見えている。

先程散々ローションと指で解され、肌の色にちょっとピンクを足したような形の薄い粘膜がひくひくと疼いている様子がーーー


「…っ、や、やめ…っ」


見るな、と言外で伝えながら、思わず腰を引こうとした。
腕を動かしたことで手錠の鎖が音を立てる。


「…っ、そんなとこ、拡げ、…っ、?!」


(…汚い場所なのに…っ、見られたく…ない…ッ)


…けど、腰を引くのを予想していたのか、太ももを掴んだ手に易々とその逃亡は妨げられる。

そして、…拡げられたままの場所にぬちゅ、と指が入ってきた。


「…ぁ…っ、んぅッ、!!」


さっきびくってなったところ。
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