猛り立つ(涼ver)

…イケメンなのにその自覚がなくて、しかもクール気取ってて、誰にも懐かない。かと思えば、いったん心を許せば笑顔も見せるし優しくもなる。

一度でも特別になってしまえば、簡単に切り捨てることはできない。

(今だって、ちょっと雨宮先生と仲がこじれただけで、脆く崩れた)

僕のところに堕ちてきた。


「あはは、良くここまで僕好みの男がいるんだって感動してるよ…っ、」

「ぅ、う…っ、ん…っ、」


顔を近づけて、思いのままにキスする。

(ねぇ、夏空…わかってる?今の自分の蕩けまくってエロすぎる顔)

普段冷静ぶってる男の余裕を壊したときのこの快感。

そんなヤツを犯して、しかもこういう顔をさせてるのが自分だなんて、楽しすぎて、すごく興奮する。
まだ亀頭を扱いて焦らしてるだけなのに、それだけでもいつもの倍はイッてる。


「夏空、僕…君が好きだよ…っ、ドキドキして、好きだなぁって思うんだ。夏空は?今どう?ドキドキしてない?」

「…っ、ぅ、ぁ、あ…」

「言ってくれたら、亀頭だけじゃなくてペニス全部扱いてあげるから、僕に教えてよ」


解れて絡みつく粘膜で腰を上下させながら、汗を滲ませてにっこりする。

もちろんこんな行為をしていて、ドキドキしてないはずがない。

けど、夏空は動揺したように長い睫毛を伏せ、瞳を揺らして、一瞬戸惑ったような表情をした。


「…っ、…して、る…」

「ふふ。良かった」


ヌヂ、グチ、

その言葉に笑って、亀頭を包む場所をお尻を振って扱いてやる。
錯覚するように、どっちのドキドキか、わからなくさせるように。


「それってさ、恋っていうんだよ?」

「…こ、い…?」

「友達に、ここまでドキドキしたことないでしょ?ふ、んァ…っ、」

「…っ、ない、けど、ぁ、う、ぁあっ、激し…っ、」


ヌヂヌチ尻まんこで亀頭を扱き続け、まだ奥まで挿れてやらない。
だから、焦らされまくったせいで快感に濡れて、期待した心臓が脈を速めているだけだ。

けど、そう錯覚すればいい。

夏空は色々なことに無知で鈍感で、友達の僕の言葉は案外すぐ信用するっていうのは普段の会話からわかりきってるし、好都合だ。


「夏空は、僕に恋してるんだよ」

「恋?、好き?オレ、が…っ、?」


その汗ばんだ胸板に手を当てて、ね?凄い速いから触ってみてよ。と促す。
苦しそうな表情で視線を揺らす夏空に、「これ、僕のことが好きな証拠なんだ」って教えてあげた。
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