12
(…気持ちいい)
怖い
気持ちよくなんかない
(、気づいて)
気づかないでほしい
(やめたくない)
嫌だ。もうしたくない。
やめたい
(苦しい)
苦しくなんかなりたくない
相反するような感覚が身体の中でごちゃまぜになって、
更にこの行為が進むにつれてドキドキが余計に増えていく。
(…これが、好きって感情、なのか)
ドキドキ、ドキドキ、
その心臓の反応に従って、熱い息を吸う。
…多分、…嬉しい、と思った。
涼を好きだということそれ自体より、自分が、桃井に、…さっくんに追いつけた気がして、嬉しさに頬が緩む。
緊張しつつ、ゆっくりと細い空気を吐き出しながら、
「オレも、」
なら、もっと先に進んでみたいと思った。
子ども扱いされないように、可愛いじゃなくて、格好良いになるために、
もっと、先 に
「涼が、す…、」
けど、
それ以上入ろうとして、
オレが、涼を 好きって言おうとして、
――グチャ、
「 ぇ、?」
おぞましいほどの 亀裂 が、走った。
「 ―――― 」
切れた。
壊れた ?
壊れた 世界が、壊れた
違う。おれ、オレ、が壊れた
が、 こわ さ れた
脳、が、頭が、目玉が、心 臓が、ちんちん 、 が、
「ぁぁあぁァぁあああああっ!!!!」
激痛が走る。全部の神経が、オレを殺す。身悶える。
こわい。こわい。こわい。痛い。助けて。
心が、肉体が引き裂かれている。身体を抱く。頭を抱える。ぶつかる。ぶつける。殴る。泣く。泣く。泣く。泣いてる。喚く。縋る。
なんだこれ、 なんだ こ れ
わからない。頭が、目が、身体が、心臓が、tじゃnいかもしれない。なみdだったかもsれな。
知らない景色が見えて、痛みで泣きじゃくる。
わkらnいmえなiァなんdさっkどうsaaaaaaAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA――――――
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