13

…さっくんの狙い通りにさせてたまるもんか。負けないぞ、と謎の対抗心で唇を噛んだ。


「ん、ん…っ、」

「声…我慢しなくても良いのですよ」


ふるふると首を振って、
それでもきつく唇を閉じていると、ちんちんのふくろをゆさゆさとしていた指がそこを離れ、唇をなぞってくる。


「…恥ずかしいのはわかりますが、…夏空様、」

「んーん…っ」


その攻防の間にもちんちんは常に左手でこねくり回されていて、声が漏れないように一層唇を強く噛む。イきそうで、べっちょりと額にもお腹にも汗をかき、息を乱しながらも意地をはって首を横にふった。


すると、


「…まったく、貴方という人は」なんて、ため息まじりの苦笑を零される。

わがままばかり言う子どもに飽きれる親のように、
素直じゃない恋人に仕方ないなぁと笑う彼氏のように、そんな雰囲気で


「そんなに強く噛んでいては、柔らかい唇に傷がついてしまいます」


長くすらっとした指を唇を結んだ場所におしつけられ、強引に…でも優しく開かされる。
眉を寄せ、びくびく震えているオレの唇の隙間から、熱い息が零れた。


「は、ぁ…っ、」

「遠慮なさらずに、どこがどう良いのか…仰ってください。」


低く掠れた声音で、まるで先生みたいな感じに聞いてくるさっくんに向けて一度開いた口を、


「ん、は…っ、…や、だ…っ、」


変なぷらいどが邪魔して首を振って閉じる。

けど、クチュクチュと音を立てて、空に向いているちんちんを握った手でゆっくりと上から下にイジられる感覚にぶるぶるし続けてて、

足の指先にも、お腹にも、きゅんきゅんしすぎてかなり力が入ってて、

だしたい、だしたいだしたい…!と頭の中ではずっとそれだけしかかんがえられてなかった。

…と、



「ね、夏空様。お願いです」

「…っ、は、は、ぅ…おね、が…?」



熱い瞼で滲む視界の中、懇願するような声音をぼうっと繰り返し、ひくひく疼かせる。



「…俺に貴方を、気持ち良くさせて下さい」

「…っ、」


優しい口調で、しかも耳朶を吐息で擽りながらそんなことを言われたら、


「っ、ぅ…あ…」


強情だったはずの口はすぐに緩んでしまった。
息を吸う。

めいっぱいの声で、こんがんした。


「…っ、ちんちんの裏側、がいい…っ、そこと、ちんちんのさきっぽも、くりくりして、いっぱい、いっぱいこすこす、して…っ、」

「はい」


嬉しそうに満面の笑みで微笑んださっくんが、今までより一際弱いところを扱いて、皮をめくってナカをこねこねしたり、指で強弱をつけてグチュグチュ!ってしてくる。


「は、ぁ゛、ぁあああ…っ、!!」


必死に声をおさえようとしたけど、それどころじゃなかった。

裸足の指に無意識にちからが入る。
たてた膝がふるえる。

下腹部が一気に熱くなってくる。
息が荒くなる。ほっぺが、身体が、熱くたぎる。


「…っ、さっ、さ、く、ぅぅぅ…っ!も、やば…っぃ、」


ちんちんを擦られてガクガクしながら、息も絶え絶えに。すがるようにさっくんの服の裾を掴んだ手に力を込める。


すると、


「…っ、や、ぁ゛っ?」


顎を捉えられて、少し後ろ上を向かされた。
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