割れ

 ある程度見終わると、KPCがそろそろ休憩しようと声をかけてくる。日は沈みかけ、夕日になっていた。
 どこで休みたい、等の希望を聞く。
 向かう道中、KPCが何かを躊躇うように口を開き、閉じる。そして少し言いづらそうに、あなたに声をかけた。
「ぼーっとしてることが多い。突然こんなことになって動揺してるんだと思っていたが、それにしてもだ。何かあったか?」

 そんな話をしていると、突然地震が起こった。立っていられず、思わず尻もちをつく。世界を揺らす振動。あなたは、無意識に理解する。これは、予兆だと。
 咄嗟のことで何もできないまま、あなたのいた地面にヒビが走る。非難する余裕もないままに、そこに大きな地割れが起こった。

「PC!」

 珍しいKPCの大声もよそに、あなたはその奈落へと落ちていく。背中に強い衝撃を感じ、あなたは意識を手放した。