木の葉の里
いつも穏やかで優しくて、でも忍としての才はズバ抜けていて、背も高くて誰が見ても憧れずにはいられない人、それが私たちの師であり、私の大切な人だ。



幼い頃助けられた兄。そんな彼の役に立ちたいと思ったのは、ごく当たり前のことだった。


「キラ!」

そう誰かに呼ばれた時にはすでに、目の前には敵の忍術が迫っていて、そのままなす術もなく炎に飲み込まれた。

そして、私の記憶はそこで途切れた。


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