糸で閉じられた古風な本や、背表紙がしっかりした書籍などが木目の美しい棚の中にずらりと並ぶ。収納しきれないものは床などに平積みにされている。一通り見てみると仏教に通ずる書籍やその他学問に関するものがあることが分かる。
特定ワードを宣言することによりヒットすれば即時開示。思いつかない場合は図書館技能に成功することにより目ぼしい書籍を手に取ることができる。このロールには黒縄を手伝わせることも可能。
六道とは
「地獄道」
地獄道は現世で罪を犯した人が生まれ変わる世界だと言われ、最も苦しみが多い世界。さらに次の転生まで過ごす時間が長いことも特徴的で、この苦しさは言葉では表せないとされている。
「餓鬼道」
食べ物や飲み物を目の前にしても、口に運ぼうとした瞬間に炎となり消える。飢えだけでなく、渇きさえも潤すことができず最終的には、骨と皮だけになり苦しみ続けることとなる。欲深く、楽しみや幸せを自分だけのものとしようとする人が生まれる世界だと言われている。
「畜生道」
物や鳥、昆虫の世界である畜生道は弱肉強食の世界。自分より強いものや大きいものに襲われないかと、不安に怯え苦しむことになる。幸せな人を妬んだり、他人の不幸を喜ぶ人が生まれ変わる世界だと言われている。
「修羅道」
修羅道では争いが絶えず怒りに身を任せ、欲望を抑えられず、争い続けることになる。怒りに満ちていたり、自惚れや人を疑う心を強く持った人が生まれ変わる世界だと言われている。
「人間道」
人間道は、現世でみなが生きている世界を指す。辛く苦しいことがある一方で、幸せや楽しみもある。六道の中では、唯一仏法が聞ける可能性があるため、仏の教えを学べば六道輪廻の世界から解脱できるとされている。
「天道」
六道の中で、最も楽しみが多い世界だが楽しみの中にも悩みや迷いもあり、哀しみも寿命も存在している。極楽浄土とは別物。
しんだらどうなるの!?ろくどうりんね
あらゆる生きものは生きている間に"ごう"を行い、その結果として、死後に別の世界に生まれ変わると考えられてるよ。この別の世界というのは六種類あって、この中のどれかに生まれ変わることを「六道輪廻」っていうの!生まれ変わったらまた"ごう"をするわけだから仏教には死後という考えはないんだ。死後に行くのは六道のどこかって決まってるからね。再就職みたいなものだよ!
この考え方が元となっている四字熟語があるね、「因果応報」ってやつ!いま悪いことをすると地獄いき!だから善いことをして次は天界にいきたいな〜ってがんばるんだよ。というか〜、前世の愚行によって今が地獄になるって…たまったもんじゃないよね?!ちょっと〜前の自分勘弁して!!って感じ。だからいま善い人であれるようにこれを読む君も、でっかい男になろう!ま、逆をいえばいま悪いことしても次の自分が負うことになるわけ 人生は考え方しだいだね
仏教と物理学
仏教の根本にある「因果」とは、原因と結果のことを指す。すべての事象には必ず原因(要因)があり、それらの相互作用として結果が生まれるというのが根本にある考え方。
すべての事象(結果)には、必ず要因があるという考え方は、現代物理学などの科学の根底にある考え方と同じ。つまり、お釈迦様の教え・知恵とは、まさに科学の側面もあるのではないか。
「諸行無常」という言葉には、森羅万象の営みの中に、この宇宙に存在するものすべてが、形を変えて転生しながら循環を繰り返す、という宇宙の絶対的な原理が見て取れる。
輪廻とは循環であり、転生とは変化である。
あらゆる「存在」と「情報」
3次元に見えるこの世界、つまり宇宙空間や時間・重力はすべて幻であり2次元の平面上に"書き込まれた"情報から"立体的に投影された"ものである可能性があるという。この考えはホログラフィー原理と呼ばれている。特にブラックホールにまつわるところでいうなら、オランダの物理学者ヘーラルト・トホーフやアメリカのレナード・サスキンドらは下記一説を論じている。3次元の世界の情報はすべてブラックホールに飲み込まれる際に2次元であるブラックホールの表面に"書き込まれている"という考え方だ。この考えは普遍的に成り立つものであり、ブラックホールに限らずこの世界の空間にある情報はその空間の境界に書き込まれているにすぎない。
また、アメリカの物理学者ジョン・ホイーラー(1911~2008) は、すべての存在は「情報」からなると説いている。素粒子や時空など、あらゆるものは情報でできており、世界は情報を観測することで初めて「存在する」のだという。ホイーラーはこの考えを「It from bit.」という言葉で表現している。人間は五感を通してしか世界を見ることが出来ず、全てを情報としてのみ捉えている。ゆえに世界そのもの・存在そのものを知覚したことなど宇宙が始まって以来一度としてなかったといえる。それならば、「世界が存在する」ように感じる・そのような情報を観測する、それだけが唯一人間に出来ること…すなわちそれこそが世界の真理なのだろう。つまり一般的な意味で世界は存在しない。あるのは情報だけである。情報は、《情報処理》されてこそ、情報となる。
地獄
地獄とは、悪行を犯した者が死後に送られ罰を受けるとされる世界。厳しい責め苦を受けることとなり、六道のなかでも最下層に位置する。さらに、その地獄は八階層に分かれており、これを八熱地獄と称する。
八熱地獄は以下の通り。
1.等活地獄
殺生をすると落ちる地獄。お互いに鉄の爪で殺し合わされる。また獄卒に体を切りきざまれ、粉砕される苦痛も伴う。しかしすぐに肉体は再生するためこれが繰り返される。
2.黒縄地獄
殺生、盗みをすると落ちる地獄。熱く焼いた縄で身体に印をつけられ、獄卒が印に沿って斧で切り裂き恐怖と激痛を与える。縄の上を歩かせ、落ちた人は釜で煮られることもある。
3.衆合地獄
殺生、盗み、邪淫をすると落ちる地獄。鉄の山が両方から崩れ落ち、圧殺されるなど追い込まれる苦を受ける。誘惑する美女に惑わされるのであれば体が引き裂かれる。
-中略-
8.阿鼻地獄
殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄語、邪見、浄戒の尼を汚すなどに加えて、父母を殺害するなどの重い罪によって落ちる地獄。無間地獄とも言われる。まず恐怖で気を失い、2千年落下してようやくたどり着く地獄の最下層。刀の山、5百億匹の燃える虫などによる苦しみを絶え間なく受けることとなる。また、64の目を持つ18の鬼に舌を抜かれ、100本釘を打たれ、鉄の山を登り降りさせられる。その苦しみは前7つの地獄とは比にならず、この地獄に比べれば今までの地獄が幸福に思えるとされている。
年越の大祓
大祓(おおはらえ)とは、犯した過ちや罪などの穢れを祓い清める神事を指す。この大祓は平安時代から続く神事で、一年を半分に分けて6月末日を夏越の祓、12月末日を年越の祓ともいい、日本全国の神社で斎行される。「大祓詞」を唱え、人の形をした「人形」に罪穢れを移して、祓い清める。
人形は「ひとかた」とも読み、人像とも書き、形代(かたしろ)、贖児(あがちこ)等とも表現する。一般に禊祓(みそぎはらえ)の際、紙で作った簡単な立雛形式の人形に自分の名前や年齢を書き、それに息を吹きかけて罪穢や禍を移す祓具(はらえつもの)として用られる。