2023/10/09 Mon
HTMLの記述
ウェブサイトには構造があります。
ウェブサイト名、見出し、本文、リンク、後書きなどといったものです。
それらをブラウザ、ウェブサイトの閲覧者に示さなくてはなりません。
なぜなら、構造によってその意味を明確にされていない文章は、それが何であるかわからないからです。
例えば、ウェブサイトに"HTML Reference"という名前を名付けるとします。
そのまま記述すれば、ブラウザはそれを表示し、閲覧者もそれを見ることができます。
しかしそれがウェブサイトの名前だということはブラウザにも閲覧者にもわかりません。
ではそれがウェブサイトの名前だとどうやって示せばいいでしょうか。
以前、HTMLはマークアップ言語だということを伝えましたが、それがウェブサイトの名前であるとマークアップするのがHTMLです。
マークアップには、タグを用います。
タグを付けるという行為は、すでにSNSなどで一般的になっていますが、HTMLのタグは、タグによって囲んだ部分の意味をブラウザと閲覧者に示す為のものです。
ウェブサイトの名前であると示すタグは、
<title>
というものです。
タグによって囲むというのは、一部を除きタグには開始タグと終了タグがあるので、以下のように記述することによってその役割を果たします。
<title>HTML Reference</title>
終了タグはタグ名の前に" / "を記述します。
このように記述することで、タグで囲んだ部分が、ウェブサイト名であることを示すことができます。
HTMLには、ウェブサイトの構造を明確にする為のタグが予め用意されています。
それらを用いてウェブサイトを制作することが基本となります。
次回はウェブサイトの構造について、さらに詳しく解説します。